DNP-800NE

HEOS機能を搭載した新時代(New Era)のネットワークオーディオプレーヤー

  • ネットワークオーディオプレーヤー
  • SP:プレミアムシルバー







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marT20
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主な特長 - DNP-800NE

HEOS機能を搭載した新時代(New Era)のネットワークオーディオプレーヤー

  • HEOSアプリで様々な音楽ソースを自在にコントロール
  • DSD 5.6MHz、PCM 192 kHz / 24 bit対応ネットワークオーディオ機能/USB-A入力
  • ストリーミングサービス対応(Amazon Music、Spotify、AWA、Sound Cloud)
  • Amazon Alexaに対応
  • インターネットラジオ(TuneIn)対応
  • AirPlay 2、Bluetooth対応
  • 最新のビット拡張&アップサンプリング技術「Advanced AL32 Processing Plus」
  • DSD 5.6 MHz対応D/Aコンバーター「PCM1795」搭載
  • SX1の技術を汲むデノン専用カスタムコンデンサー
  • ボリューム可変アナログ出力装備
  • 3段階のゲイン切替機能搭載ヘッドホンアンプ

HEOSテクノロジーを搭載

ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」のテクノロジーを搭載。セットアップ、操作は無料のHEOSアプリで誰でも簡単に。ストリーミングサービスやインターネットラジオをはじめ、ローカルネットワーク上のミュージックサーバー(NAS / PC / Macなど)やUSBメモリーに保存した音源やスマートフォン、タブレット、Bluetooth®機器など、多彩な音源を再生することができます。さらに同一のネットワークに接続した他のHEOSデバイスにDNP-800NEで再生中の音楽を配信することもできます。

 

音楽ストリーミングサービス対応

Amazon MusicやAWA、Spotify、SoundCloudなどの音楽ストリーミングサービスに対応。ストリーミングサービスでは、これまでのように自分の好きなアーティスの楽曲を選んで再生することはもちろん、最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。
※ 本機でAmazon Music、AWAをお楽しみいただくには各サービスの有料プランのアカウントが必要です。

 

Amazon Music HDに対応

2019年9月17日にサービスが開始されたAmazon Music HDにもいち早く対応しています。6,500万以上のHD楽曲(CDと同等の44.1 kHz / 16 bit)と数百万曲のUltra HD楽曲(48 kHz / 24 bit ~ 192 kHz / 24 bit)をHEOSアプリで検索してストリーミング再生することができます。
Amazon Music HDのサービスについては こちら をご覧ください。
サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。

Amazon Alexaに対応

HEOSは、2018年10月にAmazon Alexaに対応しました。Alexaが利用可能なデバイスに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Music※の楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。HEOSデバイスを音声で操作するには「HEOS Home Entertainment」スキルをiOS / Android / FireOSデバイスのAlexaアプリ上で有効にする必要があります。Alexaの設定や詳しい使い方については こちら をご覧ください。

※ Amazon Musicのご利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
※ Alexaが利用可能なデバイスの購入は こちら

インターネットラジオ対応

音楽、トーク、ニュースなど世界中のインターネットラジオを楽しむことができます。MP3、WMA、AACフォーマットで配信されている放送に対応しています。インターネットラジオ局の検索は、「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、言語などをもとに簡単に行うことができます。

5.6 MHz DSD & ハイレゾ音源対応

家庭内のミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しています。DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz/24bitまで再生することができます。さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることなく楽しめます。

※ 2018年12月19日 DSDネイティブ再生対応ファームウェア・アップデートを実施しました。
 詳細は こちら


※ FAT16、FAT32、NTFSフォーマットのUSBメモリーに対応しています。

※ DSD信号の再生中はデジタル音声出力を停止します。

AirPlay 2対応

iOS 11.4で追加された新機能「AirPlay 2」に対応。Apple Musicの再生や複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生が可能です。また、操作を行ってから音声が再生されるまでの時間の短縮や動画コンテンツを再生した際の映像と音声との同期精度の向上など、従来のAirPlayよりも快適にコンテンツを楽しめるようにアップデートされています。さらに、Siriによるボイスコントロールも可能なため、Apple MusicやiPhoneのライブラリから声で選曲することができます。
※ Apple Musicの楽曲をお楽しみいただくには有料プランのアカウントが必要です。
※ 製品のファームウェアおよびiOSを最新版にアップデートしてお使いください。

 

Bluetooth対応

Bluetoothにも対応しているため、スマートフォンやタブレットの音声も手軽に高音質で楽しめます。

 

最新のアップサンプリング&ビット拡張技術
「Advanced AL32 Processing Plus」

ハイレゾ音源にも対応した、デノン独自のアナログ波形再現技術の最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。PCM 44.1 kHz / 16 bitの場合、705.6 kHz / 32 bitへとアップサンプリング&ビット拡張処理を行います。進化した独自のアルゴリズムによって前後のデータの離散値からあるべき点を導き出し、本来のアナログ波形を再現する理想的な補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを高い精度で復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域など原音に忠実な再生を実現しています。

 

Advanced AL32 Processing 処理のイメージ

DSD 5.6 MHz対応D/Aコンバーター「PCM1795」搭載

デノンのエントリーネットワークオーディオプレーヤーとしては初めて、上位モデルに採用されているものと同じDSD 5.6 MHz、192 kHz/32 bit対応D/Aコンバーターを採用し、高精度なデジタル/アナログ変換を実現しました。DACに内蔵されているデジタルフィルターは使用せず、Advanced AL32 Processing Plusによってデジタルフィルター処理を行うことで、原音をありのままに再現します。

 

SX1の技術を汲むデノン専用カスタムコンデンサー

エントリーグレードながら、DNP-2500NEなど上位モデルでも使用されているSX1の技術を汲む高音質パーツを多数投入。これまでにデノンが開発してきたカスタムパーツに加えて、サウンドマネージャーがスリーブの印刷や色にまでこだわりぬいて音質を磨き上げたスペシャルパーツが採用されています。

 
 

ミニマム・シグナル・パス回路

DCD-800NEと同様にDCD-1600NEの回路構成を受け継ぎ、回路全体の「シンプル&ストレート化」を徹底。原音に忠実な再生を行うために、基板上の信号の引き回しを最短化しています。その結果、回路間および左右チャンネル間の干渉や外部からの音声信号への悪影響が最小化され、クリーンかつ透明感の高いサウンドを実現しました。

 

ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション

電源トランスにより内部で発生する振動や、スピーカーの音圧による空気振動が再生機器に伝わることで音楽信号の劣化が生じます。これらを効果的に防ぎ、繊細な音楽信号を守るにはどうしたら良いか、このテーマに対して、デノンがこだわり続けてきた振動抑止構造が「ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション」です。自らが振動体でもある電源トランスをフットの間近に配置することで、振動を直接グラウンドへと逃がし、周辺回路への不要な振動の伝搬を防止しています。また、電源回路を1.6mm厚のスチールプレートを介してシャーシに固定することにより振動による影響を抑え、見通しの良いサウンドを実現しています。

振動を抑制するリブ入り高密度フット

ドライブ・メカニズムや電源トランス、シャーシの大きな重量を支えるフットには、高密度かつ高剛性なリブ入りフットを採用。DNP-730REに比べ約3倍の質量を備えたフットによって防振効果をさらに高めています。

 
 

ボリューム可変アナログ出力装備

通常のアナログ出力に加えてHEOSアプリや本機のリモコンでボリュームを調節できる可変出力を装備しています。ボリューム操作を誤って大きな音を出してしまわないように、あらかじめ音量の上限を設定することもできます。出力端子は固定、可変共に経年劣化を防止する金メッキ処理が施されています。

ヘッドホンアンプ

内蔵ヘッドホンアンプには、3段階(高/中/低)のゲイン切り替え機能を搭載。300Ωや600Ωなどのハイインピーダンスなヘッドホンでも最適な音量でリスニングを楽しむことができます。

剛性の向上

メインシャーシの厚みを25%、トップカバーの厚みを従来よりも14%アップし、筐体全体の剛性を向上させました。ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクションや高密度フットと合わせ、より振動に強い構造を実現しています。

Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n)対応

DNP-800NEはWi-Fi(無線LAN)接続に対応しているため、設置場所に有線LAN環境がなくても、ネットワークオーディオやインターネットラジオの再生、HEOSアプリでの操作が行えます。2.4 GHz帯と5 GHz帯の両方を利用でき、MIMO (Multiple-Input and Multiple-Output)にも対応しているため、高速かつ安定した通信が可能です。セットアップは、対応ルーターとボタン一つで接続できる「WPS」に加えて、iOS機器(iOS 7以降)からのWi-Fi設定コピーにも対応しているため簡単に行えます。

日本語対応有機ELディスプレイ

日本語でのアーティスト名や曲名の表示に対応した、大型の有機ELディスプレイを装備。コントラストが高く、文字情報を大きく表示できるため、再生中の楽曲情報の確認や音楽ファイル、インターネットラジオ局などの検索もスムーズに行えます。

アンプの操作もできるリモコン

DCD-800NEやPMA-800NEなどデノン製のCDプレーヤーやアンプと本機を付属のIRコントロールケーブルで接続すると、「HEOSアプリ」を使ってスマートフォンやタブレットから操作を行うことができます。

HEOSアプリは こちら

その他の機能、特長

  • リピート / ランダム再生
  • 4段階のディスプレイディマー
  • 10 ~ 90分の範囲で10分ごとに設定可能なスリープタイマー
  • オートスタンバイモード(出荷時OFF)

主な仕様 - DNP-800NE

【オーディオ特性】
DSD PCM
チャンネル 2チャンネル 2チャンネル
再生周波数範囲 2 Hz ~ 100 kHz 2 Hz ~ 96 kHz(サンプリング周波数:192 kHz)
2 Hz ~ 20 kHz(サンプリング周波数:44.1 kHz)
再生周波数特性 2 Hz ~ 50 kHz(-3 dB) 2 Hz ~ 50 kHz(-3 dB)(サンプリング周波数:192 kHz)
2 Hz ~ 20 kHz(サンプリング周波数:44.1 kHz)
S/N比 115 dB(可聴帯域) 115 dB
ダイナミックレンジ 108 dB(可聴帯域) 108 dB(24 bit)
101 dB(16 bit)
高調波歪率 0.0015 %(1 kHz、可聴帯域) 0.0020 %(24 bit)
0.0025 %(16 bit)
出力レベル
アンバランス出力(FIXED) 2.2 V RMS 2.2 V RMS
アンバランス出力(VARIABLE) 4.5 V RMS(可変最大) 4.5 V RMS(可変最大)
ヘッドホン出力 30 mW/32Ω RMS(可変最大) 30 mW/32Ω RMS(可変最大)

【入出力端子】
デジタル音声入力端子 USB-A入力(フロント)×1
アナログ音声出力端子 アンバランス出力×2(ボリューム固定 / 可変)、ヘッドホン出力×1
デジタル音声出力端子 光デジタル出力×1
その他 NETWORK×1、Wi-Fi/Bluetoothアンテナ端子×2、IRコントロール出力×1
無線LAN
ネットワーク種類 IEEE 802.11a / b / g / n 準拠(Wi-Fi® 準拠)
セキュリティ WEP 64bit、WEP 128bit、WPA/WPA2-PSK(AES)、WPA/WPA2-PSK(TKIP)
無線周波数 2.4GHz / 5GHz
Bluetooth
バージョン 3.0 + EDR
対応プロファイル A2DP 1.2、 AVRCP 1.5
対応コーデック SBC
周波数帯域/送信出力/通信距離 2.4GHz 帯域 / Class 1 / 約30m (見通し距離)

【総合】
外形寸法(W × H × D) 434 x 170 x 312 mm(アンテナを立てた場合)
434 x 107 x 312 mm(アンテナを寝かせた場合)
質量 3.9 kg
消費電力 18 W
待機電力 0.3 W / 4 W(ネットワーク制御 オフ時 / オン時)
付属品 かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン、単4形乾電池×2、オーディオケーブル、IRコントロールケーブル×2、Wi-Fi/ Bluetoothアンテナ×2

発売日:9月中旬


受賞&レビュー - DNP-800NE

レビュー
800NEシリーズ サウンドマネージャーインタビュー

デノンHi-Fiオーディオのラインナップにエントリーの800NEシリーズが登場しました。プリメインアンプ、CDプレーヤー、ネットワークオーディオプレーヤーの3モデル構成。その開発コンセプトやサウンドの魅力について、サウンドマネージャー山内慎一が語ります。

サウンドマネージャーがその音作りを語る “上級機超えの進化”の要はカスタムパーツ - デノンHi-Fi入門機「800NE」を音質担当が解き明かす

デノン最新のHi-Fiコンポーネント「800NEシリーズ」は、CDプレーヤーとプリメインアンプ、ネットワークプレーヤーを約6万円〜7万円という価格帯でラインナップ。入門クラスながら、上級機譲りの高音質を実現していることが高く評価されている。PHILE WEBでもこれまで各モデルのレビューをお伝えしてきた。
今回、デノンの全製品の音質チューニングを担当するサウンドマネージャーを務める山内慎一氏に、800NEシリーズの開発コンセプト、およびデノンのHi-Fiコンポーネントが目指すサウンドについてお話を伺うことができた。

オーディオ再生系の機能を強化! 最新DENON製品で試す「AirPlay 2」 ~これまでのAirPlayとココが違う~

「AirPlay」は、Apple製品を中心に搭載されている動画と音楽をワイヤレス転送する規格。始まりは2004年発売の「AirMac Express」向けに用意されたオーディオ専用ストリーミング規格(当時の名称は「AirTunes」)で、音楽をロスレスでワイヤレス送信できることを特長としていたが、2010年発売の第2世代Apple TVにあわせ映像規格を追加、そのタイミングで名称もAirPlayに変更された。
対応製品は主要メーカーから順次登場する見込みだが、ここ日本ではD&Mの「DENON」および「Marantz」ブランドの製品が先行している。マルチルーム再生は複数のAirPlay 2対応製品を用意しないことには試せないため、D&M協力のもとDENONブランドの製品を利用してさまざまなテストを行った。

デノン「DNP-800NE」レビュー。上位機譲りの音質と快適な操作性を備えたネットワークプレーヤー入門機

デノンの新世代Hi-Fiコンポーネント「NE(New Era)シリーズ」に新たに加わった「800NEシリーズ」。上位の2500NE、そして1600NEシリーズに次ぐエントリーラインとして誕生したこのラインは、価格的には10万円を大きく下回る大注目のボリュームレンジへ投入されたものだ。

先行記事にてCDプレーヤー「DCD-800NE」およびプリメインアンプ「PMA-800NE」をレビューしたが、引き続き本稿では、ネットワークプレーヤー「DNP-800NE」の実力をここにレポートする。

VGP 2021 ネットワークオーディオプレーヤー(10万円未満) 金賞
ピュアオーディオ部門 ディスクプレーヤー(5万円未満) 金賞
2019 VGP金賞 ネットワークオーディオプレーヤー(10万円未満)

ダウンロード - DNP-800NE

pdf file
WEBマニュアル: ブラウザで取扱説明書を閲覧できます
pdf file
DNP-800NE 取扱説明書

2.04 MB
11/10/2020

pdf file
DNP-800NE かんたんスタートガイド

2.50 MB
05/27/2018