CD(コンパクトディスク)と、SACD(スーパーオーディオCD)やDVD-Audio、Blu-rayなどの高品位デジタルディスクとの違いを、音・機能、両面から検証してみます。
音の違いについて検証します。SACD、DVD-Audio、Blu-rayはCDに比べて収録可能な周波数範囲、ダイナミックレンジともに圧倒的な余裕があります。
なので、マスターテープに近い音質を再現できる可能性をもっているのです。周辺機器の性能にもよりますが、ある程度の水準を満たしたシステムで聴くと、CDと高品位オーディオディスクの違いはすぐにわかります。
SACD、DVD-Audio、Blu-rayともに、新譜はマルチチャンネル録音が主流です。旧録音については、特にクラシック・ジャズなどのジャンルで2チャンネル収録のリマスター盤が相次いで発売され始めています。
何度も登場しているCDの高音質盤とは比較にならない高音質ディスクも少なくありません。それらの新しいディスクを聴くために、SACDプレーヤーやユニバーサルプレーヤーに買い換えるという選択肢もありますね。