私のオーディオ道 第1回 APマーケティング部 T: 「音は臨場感の演出を重視。5.1chのAVアンプでレースゲームと映画を楽しむ」
「デノンの中の人は、どんなふうにオーディオを楽しんでいるの?」という疑問にお答えする連載「私のオーディオ道」が始まりました。
そういう疑問にお答えする連載「私のオーディオ道」が始まりました。第1回はAPマーケティング部のTさんに直撃インタビューしました。
●オーディオにハマったきっかけは?
T:小学生のころに父のオーディオ機器を見て興味を持ち、中学の入学祝いにラジカセを買ってもらいました。
そのころハマっていたのはYMOで、そのラジカセでYMOを聴きまくりました。
小学生ながら名機と言われるアナログシンセKORG MS-20を無理やり借りてコピーバンドを作っていました。
●どのようにオーディオを楽しんでいましたか?
T:高校時代にHi-Fiブームがあり、「バラコン」といって、アンプやチューナーを別々に揃えて、自分好みの音を追求することが
トレンドになりました。私も一旦はその道に入りましたが、どちらかというとオーディオの機能の方に興味を持ち、
イコライザーが付いていてサウンドモードが変えられるようなシステムコンポで、音を変化させて楽しんでいました。
だから、高価格帯の製品ではなく、コストパフォーマンスが高い、比較的お手頃だけど高機能な製品ばかり使ってきました。ま、今もそうなんですが。
●音をイジることへの興味は今も変わりませんか?
T:はい。でも音をイジるというより音で「楽しむ」です。
デノン(現:D&Mホールディングス)に入社してからは開発の様子も見られるようになり、特にAVアンプに
興味を持つようになりました。それで今は、AVアンプを使った立体音響といいますか、臨場感の演出を追求しています。
今、自宅のオーディオルームで楽しんでいるのは主にゲーム、映画、ミュージックビデオですね。
映像はプロジェクターで、音響はAVアンプと5.1chスピーカーを使っています。スピーカーはスクリーンの左右と後方左右に2つずつ、
スクリーンの下にセンタースピーカー、サブウーハーも設置して、5.1chのサラウンド環境を作っています。
部屋の明かりも無段階に調整できるようにしているので、ちょっと暗くすると、ぐっと雰囲気が良くなります。
●写真に映っている自動車のハンドルはゲーム用ですか?
T: はい、プレステ3のグランツーリスモ用です。今のゲームは、5.1chが当たり前ですから、ゲームと映画は同じ環境で楽しめます。
レースゲームをするときは、抜いたり抜かれたりしますが、このときの臨場感が気持ちいいんです。
相手が後ろから迫ってくるときは後方から爆音が聞こえますし、相手を抜くときの音とかもいい感じです。
●音楽もこのセットで聞いているんですか?
T: 音楽は別のシステムを使用して2chで聴いています。ただ、音楽もいまだに黙ってただ静かに聞くというよりやはり、音を楽しむ、というのがポリシーです。
DJ用ヘッドホンを片耳に当てて、CDターンテーブルプレイヤーでスクラッチして遊んだりすることも結構あります。
●どんな曲をスクラッチしているんですか?
T: テクノやダンス系の曲が好きなので、最近ではPerfumeとかでCDをこすっています。
●Perfumeでスクラッチ、ですか?
T: はい。音で遊ぶには最適じゃないかと思ったりします。ライブも行きますよ。
●ご家族の評判は?
T: 子どももCDターンテーブルプレイヤーをイジるのが好きみたいです。昔は私がやっていると、
そばに寄って来ていましたが、最近は自分からスクラッチするようになりました。
それどころかiPodやネットワークプレーヤーも教えもしないのに勝手に使いますし、驚いています。
●それは将来が楽しみですね!こうやってTさんのように、子どものころの憧れや興味からオーディオファンになっていくんですね。
Tさん、ありがとうございました。
さて、今後もいろいろなオーディオ道をご紹介していきます。乞うご期待!
【Tの使用機材】
AVアンプ
シアター用 AVC-2920
2chオーディオ用 AVC-3890
DJターンテーブルCDプレイヤー
DN-S5000
ミキサー
DN-X1500
スピーカー
サラウンド用 SC-T33XG ×4台
SC-C33XG
DSW-33XG
2ch用 SC-E535
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