CEOL N9シリーズを編集部で使ってみた
デノンから、Bluetooth & NFCに対応したネットワークシステムオーディオ「CEOL(キオール)シリーズ」の最新モデルRCD-N9とSC-N9が登場。そのセッティングから使い勝手まで、編集部で実際に使って感じた魅力をリポートします。
Bluetooth-& NFCに対応したネットワークシステムオーディオ
「CEOL(キオール)シリーズ」の最新モデルRCD-N9とSC-N9が登場しました。
機能満載でコンパクト、しかもスタイリッシュなCEOL N9シリーズをさっそく編集部で使ってみました。
セッティングから使い勝手まで、実際に使ってみて感じたその魅力をリポートします。
Bluetooth & NFCに対応したネットワークシステムオーディオ「CEOLシリーズ」の最新モデル
ネットワークCDレシーバー RCD-N9
カラー:W (ホワイト)/ K (ブラック)
オープン価格
発売時期:2014年11月下旬
スピーカーシステム SC-N9
カラー:W (ホワイト)/ K (ブラック)
オープン価格 (2台1組)
発売時期:2014年11月下旬
詳しくはこちらのプレスリリースをご覧ください。
「CEOL」はキオールと読みますが、これはゲール語で「音楽」、「歌」を意味する言葉。
この時点ですでにスタイリッシュですが、どうですか、このカッコよさ。艶のあるグロッシーなホワイト
部屋に置くだけで、素敵なカフェにいるような気がしてきます。
今回はホワイトモデルをご紹介しますが、クールで精悍なブラックモデルもラインナップしています。
さて、まずは何はともあれセットアップですが、まずは電源とスピーカーを接続します。
スピーカーはご覧のように赤とグレーで色分けされており、結線は端子をプッシュして先端を差し込むだけ。
ミスすることなく確実にスピーディに結線できます。
また端子部分は凹部となっており、接触不良の原因となる埃などがつきにくいように工夫されています。
こういう接続性や耐久性などへのきめ細やかな心配り、結構大事だと思います。
さて、これだけでもCDプレーヤーやラジオとして使えますが、CEOLのもうひとつの楽しみ方はネットワークにつなげて音楽を聴けること。
ということで、次は、ネットワークへの接続。
こちらは有線LANでも無線LAN(Wi-Fi)でも設定できます。
無線LAN(Wi-Fi)で設定してみました。
RCD-N9が自動的に接続先のルーターを見つけてくれました。
ネットワークに接続するためのパスワードを要求されるので入力します。
すると、
Wi-Fi接続できました。本当に簡単でした。
というわけでネットワークがつながったので、まずはiPhoneでAirPlayを試してみます。
ネットワークにつながっているので、このように表示されます。
ここでCEOLを選択。これでiPhoneに入っている音楽が再生できます。
このように本体にもAirPlayのマークが出て、曲名やアーティストが表示されます。
これ、Wi-Fiの範囲内でどこでもつながるので、非常に便利。
アコースティックなボーカルものを再生してみましたが、
コンパクトサイズながら、クリアで自然な音場。
デノンのHi-Fi音質は見事に継承されていると感じました。
次に、本体でインターネットラジオを試してみます。
ディスプレイには国ごとのインターネットラジオステーションが表示され、
自由に選ぶことができます。サウンドもかなりいいです。
パソコンを使わずこの本体だけで世界のいろんな国の音楽が聴きまくれます。
寒い休日は、部屋に籠もってアフリカのポップスあたりを
一日中聴いていたい気がしています。
また、今回は試しませんでしたが、MUSIC SERVERという機能を使えば
ネットワークに接続されたNASに収納された音楽データが再生できます。
ネットワークオーディオ機能については、以前ブログで紹介した
“超初心者のための「ネットワークプレーヤーって何?」”をぜひご覧ください。
さらに、RCD-N9は多彩な音声フォーマットにも対応しており、
AIFF、WAV、FLACの最大192kHz/24bit、Apple Losslessでは最大96kHz/24bitまでのハイレゾ音源が
ネットワークでストリーミング再生できます。
ですから「CEOLとパソコンがあればすぐにハイレゾ音源が体験できる」というわけです。
また、今回新たにiOSデバイスやAndroidスマホ、タブレットなどから
ワイヤレスで音楽が楽しめるBluetooth機能を搭載しました。
Bluetoothといえば、まずペアリングですが、RCD-N9は天板の左端、
スマホやタブレットがタッチしやすい場所にNFCのマークがあります。
NFC機能を持ったスマホ、タブレットであれば、
ここに軽くタッチするだけで簡単にペアリングが行えます。
ということでiPhoneをBluetoothで接続してみました。
N9のディスプレイにBluetoothのマークが表示されているのがおわかりでしょうか。
CEOLはBluetooth標準オーディオコーデックのSBCに加えて、
より高音質なAACにも対応していますので、Bluetooth接続でも非常にクオリティの高いサウンドが楽しめます。
私、実際に聴いてみましたが、フロントのUSB端子にiPhoneを
デジタル接続した時と聴き比べても、
ほとんど音の違いがわからないぐらいの高音質でした。
ちなみにフロントのUSB端子にiPhoneを刺すとRemote iPodモードというモードに切り替わりました。
操作はiPhone、iPodで行い、音はRCD-N9から出てくるという機能です。
このようにスマホやタブレットなどをフロントのUSB端子に接続すると、
デバイスに給電もしてくれますので、スマホを充電しながら、中に入っている音楽を聴きたい、といった用途にピッタリ。
家に帰ったらCEOLにつなぎ充電しながら、いい音で音楽を楽しむ。
これこそ一石二鳥といえるのではないでしょうか。
そしてリモコンはこんな感じ。とても使いやすいです。
リモコンを見ればおわかりいただけますが、もちろんFMラジオ、AMラジオ、
CD(CD-RやCD-RWに記録したMP3ファイルやWMAファイルも再生可能です)、
そしてアナログ入力とデジタル入力、
さらにフロントのUSBはiPhone、iPodなどが接続できるだけでなく、
USBメモリースティックに入ったALAC、FLAC、WAV、AIFFファイルも再生できます。
またRCD-N9に最適化して開発されたスピーカーシステム SC-N9 も、
ハイレゾ音源再生にも応えるハイグレードなサウンドを再生します。
サウンドは、ローからハイまでフラットで伸びやかで、自然な音質。
まるでオブジェのような洗練されたデザインも魅力です。
ということで、CEOL N9シリーズは一言でまとめれば機能的には「全部入り」のコンパクトなオーディオシステム。
サウンドはデノンらしい、素直でHi-Fi的なサウンドですし、デザインはご覧のようにスタイリッシュ。
いろんな便利機能がほしいけど、大きいオーディオを置くスペースはない、という方、
いい音は楽しみたいけど、ゴツいオーディオは部屋に置きたくない、という方、
まずは手軽にハイレゾ音源を試してみたいという方、
そんな皆さまに、オススメしたいオーディオシステムです。
ぜひ、店頭で実機をごらんいただき、
そのスタイリッシュなデザインと、サイズを遥かに超えたハイグレードなサウンドをチェックしてみてください。
Bluetooth & NFCに対応したネットワークシステムオーディオ「CEOLシリーズ」の最新モデル
(Denon Official Blog 編集部 I)