デザインシリーズのニューフェースDRA-100登場!
人気のデザインシリーズのニューフェースであるネットワークレシーバーDRA-100が発表されました。今回はその製品の概容とプレス発表でのお披露目の様子をレポートします。
ネットワークレシーバー
DRA-100
110,000円(税抜価格)
10月上旬発売予定
詳しくはプレスリリースをご覧ください。
先日、デノン本社でこの秋に発売される新製品の発表が行われました。
今回はそこで発表されたネットワークレシーバーDRA-100について、
製品の概要とお披露目の様子をカンタンにご紹介します。
というわけで、こちらが、DRA-100です。
Hi-Fiオーディオよりも小型で、
デスクトップに置けるコンパクトなサイズ。
シンプルなブラックフェースで、グロッシーな本体、
天板と底にアルミのムク板が使われるなど、
モダンでスタイリッシュなデザインテイスト。
一見しておわかりいただけると思いますが、
現在大ヒット中のUSB-DAC/プリメインアンプPMA-50の兄弟モデルです。
サイズこそ一回り大きい兄貴分になりますが、PMA-50と非常によく似ています。
(最後の方に並べた写真がありますので、ぜひご覧ください)
DRA-100はアンプ部もPMA-50と同じく新世代のクラスDアンプテクノロジーである
「DDFA」を採用しており、コンパクトなサイズながら大出力と高音質を実現しています。
出力に関してはPMA-50から40%アップの70W(4Ω)とさらに大出力になりました。
大型のスピーカーでも余裕を持って鳴らせるだけでなく、
音質面に関してもより繊細で緻密な音を実現しています。
DRA-100の最大のポイントであり、PMA-50との違う点は、ネットワークレシーバーであるということ。
DRA-100のネットワーク機能は、DSD & ハイレゾ音源対応しており
最大5.6 MHzのDSDと192 kHz / 24 bitのハイレゾ音源をネットワーク経由で再生できます。
AirPlay、インターネットラジオも楽しめますし、Bluetoothでの接続も可能。
スマホの音源も再生できます。
もちろんDRA-100はDACとしてのクオリティも高く、
しかもデノン独自のアナログ波形再現技術である
Advanced AL32プロセッシングも搭載しているので、
デノンならではのオリジナル音源に近い再生が行えます。
また本体フロント面にはUSB-A端子を装備しており、iPod、iPhoneなどが接続できます。
ちなみにiPhoneなどのスマホには給電もOK。
さらにUSB-A端子にUSBメモリーを差せば、メモリー内のハイレゾ音源の再生が可能で、
ハイレゾ音源の再生を手軽に行うこともできます。
またゲイン切り換え機能がついた高音質のヘッドホンアンプとしても使用可能。
ゲインは3段階の切り換え式なので
ハイインピーダンスのヘッドホンもしっかり駆動します。
というわけで試聴してみました。
試聴のナビゲートは、デノンのサウンドマネージャー山内が行いました。
電子音によるアンビエントミュージックのハイレゾ音源を試聴しましたが、
定位感が非常にクリアで、サウンドは緻密。
解像度が高くてクッキリとした音像を描いています。
PMA-50と同質のエネルギー感とともに、
よりHi-Fiなテイストも併せ持っているという印象でした。
サイズ感がわかるように、PMA-50と並べて設置されていました。
左がDRA-100、右がPMA-50です。
10月中旬発売ですので、まだ店頭にはありませんが、
試聴会などで、DRA-100のサウンドと
仕上げの美しさをご確認いただきたいと思います。
(Denon Official Blog 編集部 I)