この春のおすすめヘッドホン&DAC
新年度、新学期、そして新生活が始まる4月となりました。春光うららかな季節、アウトドアで、そしてデスクトップで高音質なサウンドを楽しんでみませんか。今回はこの春オススメのヘッドホン&DACをご紹介します。
ついに4月となり、新年度、新学期、そして新生活が始まります。
やっと暖かくなってきて、お散歩やお出かけも楽しい季節ですね。
そんな春光うららかな季節、アウトドアで、そしてデスクトップで高音質なサウンドをヘッドホンで楽しんでみませんか。
今回は、この春オススメのデノンのヘッドホン&DACをご紹介しましょう。
デノン マーケティンググループ 宮原利温がご案内いたします。
【今回のナビゲーター】 D&Mホールディングス マーケティンググループ 宮原利温
■今回はUSB DACとヘッドホンのセットでのご紹介ですが、春ですから、まず外でいい音が聴けるモバイル用のセットをお願いします。
宮原:モバイル用のセットとしてはDA-10とAH-MM300の組み合わせをお薦めしたいと思います。
■ヘッドホンのAH-MM300とはどんなモデルでしょうか。
宮原: AH-MM300はポータブルに特化したヘッドホンのオンイヤータイプとなっています。
このモデルは高音質を追求したデノンのハイエンドなヘッドホンシリーズ「ミュージックマニアック」の中核モデルです。
オンイヤーヘッドホン
AH-MM300
オープン価格
詳細はこちらをご覧ください。
AH-MM300に関してはこちらのデノンブログでも取り上げていますのでぜひご覧ください。
■オンイヤータイプということは耳に載っかる感じですね。
宮原:そうですね。
コンパクトなサイズで装着もしやすいので屋外でも使いやすいと思います。
肌に触れるイヤーパッドのクッションは低反発タイプで肌触りが非常によく、長時間使ってもあまり疲れません。
また加水分解しにくいのでクッションが劣化しにくくなっています。
宮原:それとヘッドレストもクッション性が高く、しかも通気性に優れているので着け心地が良く長い間装着しても不快感がありません。
■音質的にはどんな特長がありますか。
宮原:40mmの新開発ドライバーを搭載していて、コンパクトながら非常に高音質が楽しめます。
やはりアウトドアでのユースも意識されており、屋外での様々なノイズに負けないように中低域がしっかり出るような音作りになっています。
わりと元気がでる音、というイメージでしょうか。
■スタイリッシュなデザインも街角に映えそうです。
宮原:ブラックとシルバーの組み合わせなんですが、表面の塗装は上質な手触りを実現するために、セラミックフィニッシュとなっています。
金属部分も重厚で非常にガッシリとしていますが、これはデザインとして美しいだけでなく、余計な振動を抑える効果があり、音質面でもメリットをもたらしています。
持ち運びの際、カバンの中で収まりが良いようにフルフラットになります。
このあたりも持ち歩きやすいポイントです。
■DACのオススメはDA-10ですね。
宮原:そうです。
デノンで初のコンパクトなDAC、ポタアンです。
ポータブルUSB-DAC / ヘッドホンアンプ
DA-10
オープン価格
製品の詳細はこちらをご覧ください。
DA-10に関してはこちらのデノンブログでも取り上げていますのでぜひご覧ください。
■発売時には話題を呼びました。
宮原:そろそろ発売して一年半たちますが、安定した評価をいただいています。
■コンパクトなポタアンはオーディオの市場にたくさん出ていますがその中でDA-10が評価されているのはどんな点ですか。
宮原:やはり音質ですね。
世の中にもっと小さなポタアンはありますし、もっとお手頃価格なものも多数ありますが、DA-10は「オーディオのデノンの良さ」を守ったまま小さくしている。
評価してくださる方は、そのあたりをわかってくださっているのだと思います。
たとえば、デジタル接続した時のAdvanced AL32 Processingの部分。
これはデノン独自のアナログ波形補間技術ですが、mp3のなど音源にも効果があり、圧縮音源もいい音で鳴らしてくれます。
またノイズ対策に関してもHi-Fi機器なみに徹底しています。
たとえばデジタル機器とアナログ機器の基板を2層に分けたり、ヘッドホンアンプの部分はディスクリートで組んだりと、音質を重視して設計をしています。
もちろんその分サイズ大きくはなってしまいますが。
それでも、よくここまで小さい筐体に詰め込んだなと思います。
■モバイル用とはいえ、DA-10を自宅のデスクトップでDACとして使うのもアリですよね。
宮原:もちろんです。
DA-10は屋外でも使えて、家でも使えるのがポイントです。
自宅でパソコンとつないでDACとして使うためのモードも用意されています。
本体を充電しながらも使用できますし、ラップトップパソコンと組み合わせてカフェなんかでちょっと仕事する時などにもいいのではないでしょうか。
↑充電用のUSB 端子(左端)中央はiPhone/iPodとの接続で使用。右端は外部入力端子(AUX)。
■では次には自宅用のセットをお願いします。
宮原:USB DAC/ヘッドホンアンプのDA-300USBとヘッドホンAH-MM400のセットがいいと思います。
USB-DAC / ヘッドホンアンプ
DA-300USB
希望小売価格: 57,500 円(税抜)
製品の詳細はこちらをご覧ください。
DA-300USBに関してはこちらのデノンブログでも取り上げていますのでぜひご覧ください。
オーバーイヤーヘッドホン
AH-MM400
オープン価格
製品の詳細はこちらをご覧ください。
AH-MM400に関してはこちらのデノンブログでも取り上げていますのでぜひご覧ください。
■DA-300USBはデノンの初のUSB DACですね。
宮原:そうです。
そろそろ発売して2年が経ちますが今なお高い評価をいただいているデスクトップ用のUSB DAC/ヘッドホンアンプです。
縦/横どちらも置けるレイアウトの自由さがありつつも、Advanced AL32 Processing、ノイズアイソレーターなどアンプやCDプレーヤーなどデノンHi-Fi機器で使っている技術を妥協することなくすべて詰め込んでいることが評価されています。
品番に「ヘッドホンアンプ」とあるように、ヘッドホン回路にも相当こだわっていますから、ヘッドホンで鳴らして聴くお客さまが多いのですが、お持ちのHi-Fiオーディオシステムに組み込んでいられる方も多いですね。
中にはお手持ちのCDプレーヤーのデジタル出力からDA-300USBに入力し、DA-300USBのDACでいつものCDを聴いてみたら音が良くてビックリした、という方もいらっしゃいます。
■AH-MM400はどんな点がポイントですか。
宮原:まずはこの美しい仕上げを見ていただきたいと思います。
これはアメリカンウォールナットの天然木を使ったハウジングです。
アメリカンウォールナットは、ピアノやギターのボディにも使用されている響きの良い天然の木材で、あえて艶のない薄い塗装で仕上げています。
ですから触れるたびに心地良い天然の木の手触りが味わえるんです。
発売してもう一年ぐらい経ちますが、このモデルを買っていただいたお客さまが、ヘッドホンのイベントなどで首に掛けているのを時折拝見すると、使い込まれてちょっと深い色に変わっていたりして、すごくいい感じです。
ジーンズのように使い込み感が味わえるのがAH-MM400の魅力です。
■AH-MM400の音質はいかがでしょうか。
宮原:実はユニットだけでいうと40mmのものでAH-MM300と同じなんですが、ハウジングが天然木になっているので、より深みがあると思います。
またAH-MM300ほどアウトドアでのユースを前提としていないのでサウンドチューニングがフラットになっており、自宅や静かな場所でのリスニングに適しています。
とはいえ、こちらも持ち運びしやすいように、下の写真のようにコンパクトに折りたためるような設計になっています。
天然木のヘッドホンは目立ちますから、ぜひ外でも使ってほしいですね。
■本日ご紹介ありがとうございました。最後にひとことお願いします。
宮原:今回はモバイル用のデスクトップ用の2種類のヘッドホン+USB DACのセットをご紹介しました。
いずれもハイレゾ音源にも対応していますし、Hi-Fiオーディオシステムにくらべれば安価でいい音がお楽しみいただけると思います。
ヘッドホンやUSB DACは大型量販店などでも展示していますので、ぜひいちど試聴してみてください。
ご自宅でもお出かけの時にも「いい音」を味わっていただき、音楽をより深く楽しんでいただければと思います。
(Denon Official Blog 編集部 I)