秋のヘッドホン祭2016 レポート
2016年10月22日、23日の2日間にわたり、東京・中野サンプラザで「秋のヘッドホン祭2016」が開催されました。ブースの様子や記者発表、声優上坂すみれさんのイベントなどをレポートします。
2016年10月22日、23日の2日間にわたり、東京・中野サンプラザで「秋のヘッドホン祭2016」が開催されました。
今回は開催初日の午前中に会場内で行われた記者発表の様子や、デノンブースでの様子、さらにデノン・ヘッドホン発売50周年の広報キャラクター『アストロガールズ』の雨立日(あまだてまひる)のキャラクターボイスを担当した声優上坂すみれさんのイベントの様子など、盛りだくさんの内容でレポートします。
100社以上のヘッドホンメーカー・販売会社が一堂に会し、世界中のヘッドホン、イヤホン、ポタアンなどが試聴できるオーディオイベント「ヘッドホン祭」が、この秋も東京・中野サンプラザで開催されました。
「秋のヘッドホン祭」の今年のポスターはこちら。なんとデノンから発表されたばかりのヘッドホンのフラッグシップモデルAH-D7200がすでにフィーチャーされています。
注目度の高さがうかがえますね。
ヘッドホン祭の会場も初日にしてご覧のように大入り満員。
主催のフジアエービックのブログによると、今回の入場者数は初めてヘッドホン祭史上最多の一万人を超えたのだそうです。
ヘッドホンの世界はますます人気が過熱しています。
そして開催初日の10月22日の午前中には、中野サンプラザ会場内のチャペルにて、ポスターにも描かれているデノンオーバーイヤーヘッドホンの新たなフラッグシップモデルAH-D7200の記者発表会が開催されました。
そのAH-D7200の記者発表の様子はデノンオフィシャルブログの前回のエントリーフラッグシップモデル AH-D7200 登場!で詳しくお伝えしていますので、ぜひご覧ください。
AH-D7200の発表の後で、本日発表したUSB-DAC / ヘッドホンアンプ DA-310USBの紹介も参考出品という形で行われました。
詳細は今後のブログで詳しく触れるとしますが、品番からおわかりいただけるように、大ヒットモデルのUSB-DAC / ヘッドホンアンプ DA-300USBの後継。
デザインも一新されましたが中身も大幅にグレードアップしているようです。
開発担当として飯原弘樹が登壇して機能を説明しました。
さらにヘッドホンアンプ部分にはなんと、最新のデジタルアンプソリューションであるDDFA技術を採用しているとのことで、DDFA技術のプレゼンターとしてクアルコムの大島氏も登壇しました。
そしてこちらはデノンブースです。今回のヘッドホン祭りの目玉のAH-D7200が試聴できるということで、デノンブースも大賑わいです。
AH-D7200の試聴は優先整理券を配布したほどの大反響で、試聴希望者が後を絶ちませんでした。
ちなみに試聴した方からの感想は、現在行われている製品の最終的なチューニングにも生かされるそうです。
発売前のAH-D7200に触れられる貴重な機会。
美しいAH-D7200のハウジングは、アメリカン・ウォールナットの天然木をそのまま使用しています。
艶消しで仕上げられた塗装は手触りが心地良く、このあたりは実機に触れないとわからないところでしょう。
また天然木のハウジングは一台一台木目が違うところもAH-D7200の魅力です。
素材として採用されたアメリカン・ウォールナットは音響特性に優れているだけでなく、木目が美しいことでも知られる木材です。
ブースには実際のAH-D7200の実機による製品による分解モデルが展示されました。
デノンブースではその他にもAH-MM400やインイヤーヘッドホンの最新モデル、AH-C820、AH-C720、AH-C620Rなどが展示され、そちらも人気を博していました。
そしてイベント初日の最後の時間帯ではデノン・ヘッドホン発売50周年の広報キャラクター『アストロガールズ』の雨立日のキャラクターボイスを担当した声優上坂すみれさんのイベントである、デノンプレゼンツ「上坂すみれ アナログレコードリリース記念 アナログ試聴会」が開催されました。
こちらは上坂すみれさんが今までにリリースした7枚のシングルが、7インチアナログ盤でリリースされたことを記念して行われたもの。
会場には非常に多数の応募者から、厳正なる抽選で選ばれたファン約100人がつめかけました。
↑デノンブースに展示されていたアストロガールズの等身大POPと上坂すみれさん。
↑中野サンプラザ内の別室、大型の会議室を借り切ってのイベントとなりました。
↑ちなみに当日のシステムはアナログレコードプレーヤーにデノンのアナログレコードプレーヤーにデノンDP-1300MKIIを、アンプにはPMA-SX11が使用されました。
↑自分のレコードではなく、当日用意されたクラフトワークのアナログ盤をしきりに試聴したがる上坂さん。
自分で針を落としては針音ですでに興奮状態です。
↑ここから音がでることがやっぱり信じられないと言いつつレコードプレーヤーの針の動きを凝視する上坂すみれさん。
↑「本当は客席で聴きたいです」と言いながらも、アナログレコードに聞き入る上坂さん。「なんでアナログのほうが音が良いんですか」とデノンスタッフに問い詰めるシーンも!
↑ファンの方の中にもオーディオファンが多くいらっしゃったので、どんなオーディオを使っているかと質問する上坂すみれさん。
↑いろんな音楽を次々と聴いている間に、イベント時間が終了。ファンの大拍手に送られて退場する上坂すみれさん。
上坂すみれさんがお好みのマニアックなアナログレコード盤を、デノンの最高級のオーディオシステムで本人と楽しめたという、上坂すみれファン、そしてオーディオファンにはたまらないイベントとなりました。
(Denon Official Blog 編集部 I)
* 11/10 上坂すみれさんのお名前の表記の一部に誤記がございました。お詫びして、訂正いたします。