2019 春のヘッドフォン祭レポート
2019年4月27日、28日に、東京・中野サンプラザにて「春のヘッドフォン祭2019」が開催されました。デノンブースも出展し、リアルウッドシリーズや新製品のワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホンAH-GC30などをお客様にご試聴いただきました。その様子をレポートします。
「春のヘッドフォン祭2019」レポート!
この春も、ヘッドホンの一大イベント「ヘッドフォン祭」がやってきました。場所はおなじみ、中野サンプラザ! 6階、11階、13階、14階、15階と、5つのフロアを使い、100以上の企業、200以上のブランドの製品が会場内で展示・発表され、今回も大好評を博しました。
平成の最後を飾る「春のヘッドフォン祭」でしたが、今回も世界中から注目の新製品が目白押し。各ブランドの目玉製品を一堂に集め、実際に触れたり、自分が持ち込んだポータブルオーディオ機器などで試聴したりできるため、多くのヘッドホンファン、オーディオファンが集まりました。
日頃はヘッドホン専門店まで出向かないとなかなか試聴できないヘッドホンですが「ヘッドフォン祭」は、どんな高級モデルでも自由に試聴できるのが魅力です。
また各ブースにはブランド担当者が対面に座っているので、新製品について直接質問できたり、開発の経緯やカタログなどには載っていないこだわりのポイントなどが聞いたりできるのも楽しいところ。
ブースを出展するブランド側もユーザーの反応を直接聞ける貴重な場として重視しています。また新製品の発表会や初お披露目なども多く用意されており、ヘッドホンファン、ポータブルオーディオファンには見逃せないイベントです。
いつもヘッドフォン祭では大人気のイヤーチップのブランドComply™ のブース。先日デノンオフィシャルブログでインタビューさせていただいた塩崎さんがいらっしゃいました!
塩崎さんのインタビューはこちら。
そしてこちらも千客万来で大繁盛、ヘッドホンのリケーブル用ヘッドホンケーブルブランド「NOBUNAGA Labs」を手掛ける株式会社WiseTechのブースです。デノンブースにもAH-D9200、AH-D8200、AH-D7200用のケーブルと、AH-D1200用のケーブルが展示されました。
そしてこちらがデノンブース。多くのヘッドホンファンにご来場いただきました。
今回デノンブースに展示されたのは、AH-D9200、AH-D7200、AH-D5200、AH-MM400のリアルウッドシリーズのフルラインナップ、そしてベストセラーのAH-D1200のブラックモデルとホワイトモデル、さらに発売されて間もないワイヤレス・ノイズキャンセリング・ヘッドホンAH-GC30、そしてインイヤー・ヘッドホンのAH-C820とそのワイヤレスバージョンのAH-C820Wなど。多くの来場者の方にご試聴いただきました。
こちらはデノンブースで展示されたDenon×NOBUNAGA Labsのリケーブル用ヘッドホンケーブル。オリジナルのケーブルと比較検聴するお客様も多数いらっしゃいました。
AH-D5200がヘッドフォン祭アワードでアッパークラス賞を受賞!
また、今回のヘッドフォン祭ではHeadphone Book誌主催の「ヘッドフォンアワード2018-2019」の授賞式も開催されました。そのヘッドフォン部門においてデノンのAH-D5200がアッパークラス賞を受賞しました。授賞式はイベント初日の4月27日夕方、チャペルにて行われました。
ヘッドフォン部門のプレゼンターは、選考委員の一人であるオーディオ評論家の野村ケンジ氏。「デノンのリアルウッドシリーズは、AH-D9200、AH-D7200、AH-D5200は価格帯も違うが、それぞれに個性があり、それぞれに良さがある。AH-D5200はタイトでキレがよく、中域をしっかり聴かせてくれる」との講評をいただきました。トロフィーはD&Mの国内営業本部 営業企画室 室長の玉木が代表して受け取りました。
↑審査員でヘッドフォン部門のプレゼンターを務めた野村ケンジ氏(左)とD&M Holdings国内営業本部 営業企画室 室長 玉木(右)
↑受賞後、トロフィーはデノンブースのAH-D5200の展示場所に飾られた
受賞製品 AH-D5200
春のヘッドフォン祭2019 デノンブース ミニインタビュー!
最後にデノンブースにいらっしゃったお客様にミニインタビューを敢行!
榎本さん:神奈川県平塚市から来た高校二年生です。ヘッドフォン祭は、今回初めて。デノンというと高いイメージがあるので、こういう場所なら聴けるかなと思ってブースに来ました。
目当てはウッドハウジングのヘッドホン。ただ値段的に手が出そうなのはAH-MM-400なので聴いてみたら、木を使った楽器の再現度が高かったと思います。僕の好みの音でした。
さっき別のブースで10万円ぐらいのイヤホンを聴いてきたんですが、音はこっちの方がいいように感じました。
ぎしさん:厚木市から来ました。ヘッドフォン祭は2回目です。今日はインイヤー・ヘッドホンとDACを見に来たのですが、デノンブースには竹のヘッドホン、AH-D9200を試聴したいと思って寄りました。
AH-D9200ではアコースティックな女性ボーカルの曲を聴いてみたんですが、ギターやピアノの音がきれいに出るなぁと感じました。明瞭度はものすごく高いですね。かけ心地は最高にいいと思いました。この後はワイヤレスのヘッドホンを試聴していこうと思っています。
宮本さん:中野に住んでいます。今日も徒歩できました(笑)。ヘッドホン祭はだいたい毎回来ています。今日デノンブースに来た目的はワイヤレス・ノイズキャンセリングのAH-GC30の試聴です。
通勤で使う目的でノイズキャンセリングヘッドホンを探していて、価格帯が近い他社のヘッドホンと比較しにきました。デザインと音色はデノンのGC-30の方がいいですね。特に音の印象は、今まで聴いてきたデノンサンドを継承しているな、という感じで評価しています。
AH-GC30を買うならホワイトモデルが断然いいと思っていましたが、今日製品を実際に見て、黒もいいなと思いました。ちょっと迷っちゃいますね。
榎本さん、ぎしさん、宮本さん、インタビューにご協力いただきまして、どうもありがとうございました!「春のヘッドフォン祭2019」レポートいかがだったでしょうか。また次回のヘッドフォン祭でお会いしましょう!
(編集部I)