愛媛発の男女ツインボーカルメロディックパンクバンドLONGMAN 独占インタビュー&デノンヘッドホン試聴!
11月にメジャーデビューを果たした、四国、愛媛発の男女ツインボーカルメロディックパンクバンドLONGMAN。デノンブログでは「良い音で聴いてみたいレコメンドナンバー」に選ばれた楽曲『Wish on』や現在制作中のフルアルバム『Just A Boy』についてインタビュー! ヘッドホンのリアルウッドシリーズの試聴もしていただきました。
LONGMAN プロフィール
四国、愛媛発の男女ツインボーカルメロディックパンクバンド。さわ(Ba/Vo)、ひらい(Gt/Vo)、ほりほり(Dr/Cho) の3人で2012年より活動スタートし、2013年に初音源「Stay Hungry,Stay Foolish」を発売。6月にインディーズを総括するベストアルバム『Dictionary-indies BEST 2013-2019-』をリリース。11月にSony Musicから、TVアニメ「BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS」のEDテーマとしてメジャーデビュー。
LONGMAN 公式ウェブサイト
https://longman.jp/
男女ツインボーカルでメロディックパンクをやろうと思った
●最初に自己紹介をお願いします。
さわ:ベース・ボーカル担当の“さわ”です。
ひらい:ギター・ボーカル担当の“ひらい”です。
ほりほり:ドラム担当の“ほりほり”です。
●どんな音楽を目指してバンドを結成したのですか。
ひらい:メロディックパンクが好きだったので、SUM41とか10-FEETみたいな音楽を、男女のツインボーカルでやったら面白いんじゃないかっていうのが始まりでしたね。
●みなさんが知り合ったきっかけも教えてください。
ひらい:大学の軽音楽のサークルで知り合いました。LONGMANとしてこのメンバーで活動を始めたのは2012年です。僕がもともとやっていたバンドのメンバーが大学卒業 などで辞めてしまったので「パンチがある人を入れたい!」と考えて、まずさわちゃんを誘いました。その1年後、X Japanのドラムを叩いているほりほりを見て、「こんなに速いドラムを叩ける人がいるんだ」と感動して誘いました。
●インディーズで活躍してから、今回メジャーに移ったわけですが、最初はインディーズのほうが面白いと思ったのですか。
ひらい:特にメジャー/インディーズのこだわりはなくて、自分たちでできるところからやっていこうと思って、最初はインディーズではじめました。
●インディーズの頃からツアーをたくさんされていましたが、やはりツアーは楽しいですか?
さわ:楽しいですね。ライブのあとのスーパー温泉も楽しみでした(笑)。
ひらい:ツアーを始めたころは泊まるお金がなくて、マンガ喫茶やネットカフェに泊まっていたんです。当時は行った先で美味しいものを食べて、スーパー温泉とかに入るのが楽しみでした。
LONGMANを3曲で表現したメジャーデビューシングル「Wish on」
●インディーズでは何枚アルバムを出したのですか?
ひらい:6枚です。ただ6枚目はインディーズベストなので、オリジナルアルバムとしては5枚です。
●今回、メジャーからの「Wish on」をリリースにあたって、どんなことを考えましたか。
アーティスト名:LONGMAN
アルバム・タイトル:Wish on
さわ:今回初のメジャーからのリリースということだったので、今までLONGMANを知らなかった方に聴いてもらえる機会も多分増えるだろうなと思ったので、今回は収録した3曲でLONGMANを表現できるような1枚にしようと思いました。
●デノンの「良い音で聴いてみたいレコメンドナンバー」に選ばれた楽曲『Wish on』は言葉にするとどんな曲ですか?
ひらい:今まではけっこうパンク調の曲が多かったんですが、LONGMANとしては割と穏やかなタイプの曲です。
さわ:メロコア好きだけじゃなくて、J-POP好きの人にも聴いてもらえる感じの曲だと思います。
●『Wish on』はどんな感じで生まれたのですか。
ひらい:この曲は2年前に作ったんですけど、その頃よくWeezerを聴いていて、Weezerのある曲にインスパイアされて作り始めました。結果的には全然違う感じの曲になったんですけどね(笑)。
●何日くらいで完成したんですか。
ほりほり:この曲は、割とスムーズに仕上がりました。ドラムを入れるのも、3時間かかっていないぐらいです。
●ではその「Wish on」を、デノンのヘッドホン、リアルウッドシリーズで試聴していただきたいと思います。
バランスが良くて、音の粒がはっきりしている。
●試聴の前に質問です。みなさん、家ではどんなオーディオ装置で音楽を聴いているのですか。
さわ:スマホに入っている音楽を、ワイヤレスのイヤホンで聴いています。でも家で聴くよりカーステレオで聴くことが多いですね。
ひらい:ぼくはミニコンポで聴いています。Bluetoothでスマホから送った音楽もミニコンのスピーカーで聴けるので助かっています。スマホは付属のイヤホンを使ったり、安いイヤホンを使ったりもしますけど、イヤホンはそろそろいいものを買わないとなって思っています。
ほりほり:僕はパソコンで聴くことが多いですね。ノイズキャンセルのついているインイヤーホンを使ってます。主にパソコンでゲームをするために買いました。
●ありがとうございます。
ではデノンのリアルウッドシリーズをご試聴ください。3機種それぞれのハウジングに、素材の違う天然木を採用していますが、順番に試聴していただき感想をお願いします。まずは、ゼブラウッドを採用したAH-D5200です。
さわ:(試聴が終わって)バランスいいなって思いました。普段私が使っているヘッドホンの低音がすごすぎるんですけど、AH-D5200はむちゃくちゃバランスがいいです。
ひらい:音の粒がはっきりしているっていうんですかね。すごい、やっぱり。
ほりほり:ローが強く出てる感じがありますね。印象的には。
●次は、アメリカンウォールナットがハウジング素材の、AH-D7200です。
さわ:なんか、「ワッ」って広がる感じ。空間感がある。私はこっちのほうが好きかな。
ひらい:いや、俺は「キュッ」って感じだわ。音が詰まっている感じがある。僕はダントツこっちのほうが好き。
ほりほり:僕はミドルが強い感じがします。
●では最後のモデルです。こちらは高知県産の孟宗竹をハウジング素材にしたAH-D9200です。
さわ:竹だからかな、手触りがなんか違う! 着けた感じも、なんか包まれてる感じがしてとても安心感があります。音楽にめっちゃ集中できる感じ。なんかハイが強い。シャキシャキしてる? ミドルなのかローなのか? ちょっと下のところが広がっている感じ。全体のバランスがいい感じです。
ひらい:竹だからタケノコみたいにシャキシャキ?(笑)ああ、そうだね。うん、音がシャキシャキしてる。ハイ上がりな感じ。これはなんか、めっちゃ素直な感じがしましたね。
ほりほり:たしかにこっちは、ハイが良く出ている気がします。
●デノンの試聴コーナーではリアルウッドシリーズを使ってLONGMANの『Wish on』を聴く人も多いと思います。ヘッドホンで試聴する時のポイントはありますか。
さわ:コーラスのハーモニーです!
ひらい:こんなにいいヘッドホンだから、よく聴こえると思います。
●ところでみなさんがヘッドホンに望むものは何ですか?
さわ:私は今、バランスのいいヘッドホンが欲しいです。例えば自分たちの曲も、レコーディンクスタジオで聴いたようなバランスでちゃんと聴きたいんです。今使っているものは低音重視で、低音がボコボコしてしまうので……。
ひらい:曲作りでMTRを使ってるんですけど、その時はヘッドホンを使っているんですが、つけている時間がめっちゃ長いので、重さと装着感が大事です。
ほりほり:僕の場合、高音域のシンバルの音色がヘッドホンによってモロ変わるので、高音域の響きが忠実な物が良いです。ですから高域は重視しますけど、シャンシャンうるさいのも嫌だし、かといって小さすぎて聴こえないのも困るので、バランスは気にしています。
2月にメジャーファーストアルバム「Just A Boy」をリリースします!
●LONGMANの今後の予定などをお教えください。
ひらい:今ちょうどレコーディングをしていて、新作のフルアルバムCDが2月にリリース予定です。タイトルは『Just A Boy』です! このアルバムが僕たちの一番いいCDになる予定ですので、ぜひ聴いてください、それに合わせて、ツアーも2月から4月までの3カ月間に、18カ所を回る予定です。
さわ:今までの作品の中では一番音数が多くて、1曲の中でいろいろ音を重ねています。『Wish on』は、私たちの楽器以外はタンバリンだけが入っていたんですけど、次に出すアルバムに入れる曲は、いろいろ音を重ねてやっているので、今までよりも厚みが出たかなと思っています。
●では、今までの音作りとは、ちょっとサウンド的に変わってくるのでしょうか。
ひらい:いい意味で、いままでのLONGMANに、ちょっと新しいものが入れられたかな、と思っています。
●応援してます! 本日はありがとうございました。
(編集部I)