<<先進技術への対応>>
■ HDMI(Ver.1.3a、Deep color出力対応)装備(入力:2、出力1)
Deep Colorやx.v.Color、また、Blu-ray Discプレーヤーから出力される1080p/36bitのフルHD信号もスイッチング可能なHDMI Ver1.3a の端子を装備しています(入力2系統、出力1系統)。
※デジタル音声信号の入力には、別に光または同軸デジタルケーブルの接続が必要です。
■ 32bitフローティングポイントタイプDSP
デコーダー部には、高性能32bit フローティングポイントタイプのDSPを搭載。信号処理精度が飛躍的に高まり、信号処理精度の高いDSPを採用し、複雑な信号処理、ハイスピード信号に対しても余裕をもって対応が可能となり、より完成度の高いサラウンド信号処理を実現しています。
<<コンテンツの性能を最大限に発揮させるためのデノンAVテクノロジー>>
■ 安定した電流を供給するため、ブロック毎に強力な電源を用意
音に悪影響を及ぼす不要なノイズを防ぎ、クリアーで安定した電源回路を作りだすため、6ブロックにわたり巻線から分離したトランスと専用電源を配置。さらに、スタンバイ専用のトランスを装備し、ブロックコンデンサーや大容量ブリッジダイオードといった強力な整流回路はノイズの少ない安定した電流を供給します。
■ ミニマムシグナルパスサーキット
音声と映像をピュアーに再生するために、余分な信号経路を通さずシンプル&ストレート設計を徹底追求しました。回路・基板設計を入念に行い、信号の引き回しを最小経路とし、オーディオ/ビデオの各回路における信号の劣化を最大限に防ぐことで、ピュアーな音声と映像の再生を実現しています。
■ ダイレクトメカニカルグラウンド
振動の発生源となるラジエターとパワートランスは、Footの間近に直付けすることにより、振動を最小限に抑えています。そしてラジエターは、高剛性のボトムシャーシに固定し、パワートランスにおいては、トランス専用のプレートと共にボトムシャーシに固定しています。回路構成を含めた部品の配置に、外部・内部による振動を排除する手段を講じることで、透明度と音像の定位の向上を図っています。
■ 回路ブロックごとに分離独立した構成基板、配置レイアウト
■ コンプレスド オーディオ リストアラー機能搭載
MP3、WMA(Windows Media Audio)やMPEG-4 AAC などの圧縮オーディオフォーマットは、人間の耳には聞こえにくい信号を省いてデータ量を減らしています。
Compressed Audio Restorerは、圧縮処理をするときに省かれた信号を再生成し、圧縮する前の音に近い状態に復元する機能です。同時に低音域の量感補正もおこないますので、より豊かに再生することができます。圧縮された音声ソースに合わせ3つのモードから選択出来ます。
RESTORER 64: 圧縮率が高く、高域が極端に少ない音声ソースに対して最適に補正します。(64kbps以下)
RESTORER 96: 音声の低域と高域を共に最適に補正します。(96kbps 以下)
RESTORER HQ: 圧縮率が低く、高域が十分に保たれている音声ソースに対して最適に補正します。(96kbps以上)
このCompressed Audio Restorerは、全てのサラウンドモード(ドルビープロロジックIIやDTS NEO6等)において使用できます。
■ 5.1chのサラウンドフォーマットに対応
● Dolby Digital ● Dolby Pro Logic II ● DTS96/24 ● DTS Neo:6 ● DTS ● AAC
■ 7種類のDENONオリジナルサラウンドモード
● ロックアリーナ ● ジャズクラブ ● モノムービー ● ビデオゲーム ● マトリクス ● バーチャル ● 5chステレオ
<<快適な操作性と充実の接続環境>>
■ プラグイン・オートセットアップ機能搭載
付属の専用マイクを使って、スピーカーの初期設定(スピーカー・コンフィグレーション)を自動的に行なう“オートセットアップ機能”を搭載しています。AVC-1509のオートセットアップ機能は、付属の専用マイクを本体フロントパネルに差し込むだけで、オートセットアップモードのスタンバイ状態になるため、メニュー画面を呼び出す手間も要らず簡単にセットアップの動作に入れます。
Audyssey MultEQの測定により正確に視聴環境(スピーカーやリスニングルーム)の音響特性を測定。そのデータを基に最新世代32bit DSPによる高精度な演算処理によって解析し、(1)スピーカー接続 (2)スピーカーサイズ (3)スピーカーレベル (4)スピーカー距離 (5)スピーカー位相の5つの項目のより正確な設定を可能にしています。
■ ルームEQ(イコライザー)機能
付属マイクを使った複数の測定データ(最大6箇所)をもとにAudyssey MultEQによってスピーカーや部屋の特性を最適化する“ルームEQ(イコライザー)機能”を搭載しています。オートまたはマニュアルでの設定が可能で、オート設定では、1回の測定で3パターン(Audyssey、Audyssey Byp. L/R、Audyssey Flat)のイコライジングカーブを設定します。また、これらのメモリーされた補正パターンは各SOURCE SELECT毎にアサインでき、それぞれのソースに最適なイコライジングを選べます。
■ 音の大小をリアルタイムに調整するAudyssey ダイナミック ボリューム機能搭載
映画番組ではセリフがはっきりと聞こえるように音量を上げていたら、CMに変わったため音量をあわてて小さくするという経験をしたことがあると思います。このような問題を解決するため、Audyssey Dynamic Volumeは音源を常にモニタリングしながら、ダイナミック感を損なうことなく最適な音量に調節します。
部屋の音響特性から最適な音響効果を生むAudyssey MultEQ、小さな音量にしても音の質感を損なわないようにするDynamic EQ、そしてこれらの機能を組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮するのがDynamic Volumeです。Dynamic Volumeの効果は、Midnight、Evening、Dayの3段階に調節可能です。
■ 2系統のD映像入力端子(D4映像対応)を装備
■ 設定した状態を簡単に記憶、呼び出しができる“クイックセレクト”ボタンをフロントパネルとリモコンに装備(3モードまで)
■ 入力された信号に最適なサラウンドモードに自動設定できるオートサラウンドモード機能
(1)アナログ、PCM2ch (2)ビットストリーム(DOLBY DIGITAL、DTS、AAC)2ch (3)ビットストリームマルチチャンネルこれら3種類それぞれの入力信号に対してサラウンドモードを自動的に記憶する機能を搭載。入力信号の種類が変わった場合、それぞれの信号に最適なサラウンドモードを自動的に設定します。
■ 深夜に周囲を気にすることなくソースを楽しめる“ナイトモード”
効果を3段階に調整できます。
■ シンプルデザインのリモコン付属
通常よく使う操作ボタンを表面にレイアウトしたシンプルなデザインを採用。その他の操作ボタンについても、裏面の蓋内にまとめられた扱いやすいリモコンです。
■ Dock Control端子装備
別売のDENON iPod用コントロールドックを接続することで、付属されているリモコンでiPodの操作を可能にします。
■ 6chアナログオーディオ入力端子を装備
将来的な高品位次世代プレーヤーのマルチチャンネル再生にも対応可能な6chの外部入力端子を装備しています。
■ 音と映像のわずかなズレも補正可能な“オーディオディレイ機能”(0~200ms)
● 定格出力/フロント75W+75W、センター75W、サラウンド75W+75W(8Ω、20Hz-20kHz、THD0.08%)
● 実用最大出力/フロント:130W+130W、センター:130W、サラウンド:130W+130W(6Ω、JEITA)
【プリアンプ部】
● 入力感度/インピーダンス/200mV/47kΩ
● 周波数特性10Hz~100kHz(+1,-3dB、ダイレクトモード時)
● S/N比98dB(JIS-A、ダイレクトモード時)
【ビデオ部】
● 周波数特性/標準映像端子、S映像端子:5Hz~10MHz(+1,-3dB)/コンポーネント映像端子:5Hz~30MHz(+0,-3dB)
【総合】
● 消費電力/195W(待機電力0.3W)
● 外形寸法(フット、端子、つまみ含む)/W434×H171×D377mm
● 質量10.7 kg
【入出力端子】
■ オーディオ系
オーディオ入力端子:8系統、 6ch外部入力:1系統、 光デジタル入力:2系統、 同軸デジタル入力:2系統、 プリアウト:1ch、 レックアウト:2系統、 光デジタル出力1系統
■ ビデオ系
HDMI入力:2系統、 コンポーネントD入力:2系統(D4)、 コンポジット入力:3系統、 Sビデオ入力:3系統
HDMI出力:1系統、 コンポーネントD出力:1系統(D4)、 コンポジット出力:2系統、 Sビデオ出力:2系統
■ コントロール端子系
ドックコントロール端子:1系統