AVC-3310

  • AVサラウンドアンプ
  • SP:プレミアムシルバー、K:ブラック

[ 生産終了 ]


主な特長 - AVC-3310

AVC-3310は7chディスクリート・モノ・アンプ・コンストラクションをはじめとする様々なデノンの高音質・高画質技術を採用したサラウンドアンプです。先進の機能性としてHDMIへ映し出せるGUI(グラフィカル・ユーザー・インターフェース)、アナログビデオ信号をHDMIへ映し出せる“ビデオコンバージョン”、ハイビット処理でSD画質をHD画質に変換する“ i/pスケーリング”そしてC.E.C.コントロールなどHDMI機能をフルサポートしています。また、デジタル処理をするすべての音声信号に対してジッターを低減するクロック・ジッター・リデューサーや、高さ方向への音移動も実現するDolby ProLogic IIzプロセッサーを搭載、より高音質を実現し新たなサラウンド環境を提供します。そして操作性においては簡単なスピーカー設定を実現するAudyssey MultEQ、最適な音響特性と快適な操作性を実現するAudyssey Dynamic EQ & Dynamic Volumeを採用しています。

先進の機能性
HDMIフルコンパチビリティー HDMI入力5系統、出力1系統
ハイビットプロセッシング & i/pスケーリング映像エンジン
アナログビデオ信号をデジタルビデオ信号のHDMIへアップコンバートすることができます。様々なタイプのビデオ出力端子を持った映像機器を本機に接続しても、テレビモニターへの接続はHDMIケーブル1本でその映像を見ることができます。また、ハイビット処理のi/pスケーラーを搭載していますので、より高画質で映像をお楽しみいただけます。

地デジ、ブルーレイ、フル対応。Dolby TrueHD、DTS-HD Master Audio、AACデコーダー搭載
HDMI接続が活きるBD(ブルーレイディスク)、デジタル放送世代オーディオフォーマットのデコーダーを搭載

HDMI画像に重ねて映し出せるGU(I グラフィカル・ユーザー・インターフェース)
アイコンなどグラフィックやカラーを用いることで、視認性、操作性の向上を図りました。HDMI画像に重ねて半透明で表示させます。
ディスプレイやビデオレコーダーとの連係が可能なHDMIコントロール(CEC)に対応
電源のON/OFFや入力ソース切換、ボリウム調整などが対応したテレビのリモコンから操作できます。また、アンプの電源がスタンバイでもプレーヤーの映像と音声がテレビで楽しめるパス・スルー機能も備えています。
※ 対応メーカー:シャープ、パナソニック、東芝、日立、三菱。 接続する機器や設定によっては動作しない場合があります。
※ 詳細はHDMIによるシステムコントロール(HDMI CEC:Consumer Electronics Control)についてをご参照下さい。
クロック・ジッター・リデューサー搭載
クロック・ジッター・リデューサーは入力信号と出力信号の位相を比較することでジッターを低減します。クロック・ジッター・リデューサーはデジタル処理をするすべての信号(内部でデジタル変換されたアナログ入力信号も含む)に対して有効です。
Dolby Pro Logic IIzプロセッサー搭載
先新のシミュレーションサラウンドDolby Pro Logic IIzのプロセッサーを搭載しています。音声信号の空間情報を判別して高さ方向の信号を出力、新たな次元のサラウンドサウンドを創出します。

 

 

Dolby ProLogic IIzでは赤丸の位置にもスピーカーを設置します。

プラグイン・オートセットアップ機能搭載
付属の専用マイクを使って、スピーカーの初期設定(スピーカー・コンフィグレーション)を自動的に行なう“オートセットアップ機能”を搭載しています。スピーカーから放たれる音声をマイクが集音。お部屋の反響や各スピーカーの位置などの音響特性を最大6ヶ所測定し、適切な設定を自動で行ないます。マイクのコードプラグをアンプに接続するだけでオートセットアップ・スタンバイ状態になります。
音の大小をリアルタイムに調整するAudyssey Dynamic Volume
Audyssey Dynamic Volumeは音源を常にモニタリングしながら最適な音量に調節します。急に音量が変化した場合でもダイナミック感や明瞭度を損なうことなく適切なボリウムコントロールを自動的に行います。付属のマイクロホンを使って測定した部屋の音響特性から最適な音響効果を生むAudyssey MultEQ、小さな音量にしても音の質感を損なわないようにするDynamic EQ、そしてこれらの機能を組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮するのがDynamic Volumeです。Dynamic Volumeの効果は、Midnight、Evening、Dayの3段階に調節可能です。

サラウンドバックチャンネルのアンプアサイン機能
サラウンドバックチャンネル L/R用のアンプはフロント L/R(バイアンプ用)、フロントハイト L/Rのいずれかにアサインできます。また、ゾーン設定されている時は、ゾーン2または3にもアサインできます。

高画質を際立たせる怒濤のサウンドクォリティ
ダイナミック・ディスクリート・サラウンド・サーキット D.D.S.C-HD
D.D.S.C.-HDはブロックごとに高性能な専用回路をディスクリートで構成したサラウンド回路で、“コンテンツ制作者の意図をありのままに再現する”というデノンのサラウンドに対する設計思想を具現化するものです。変換誤差を抑えるクロック・ジッター・リデューサーや、全チャンネルを24bitクォリティで再現するAL24プロセッシングプラスなどデノンの高音質技術が随所に活かされています。
7チャンネル・ディスクリート・モノ・アンプ・コンストラクション
POA-A1HDやAVC-A1HDで開発したモノ・コンストラクションやL/R独立コンストラクションを継承し、新規構造を採用。各チャンネルの増幅回路基板を独立させたディスクリート・モノ・コンストラクションにより、明確な音声再生を実現しています。
180W(6Ω JEITA)全7チャンネル同一クオリティーパワーアンプ
HDオーディオのハイクォリティーなサウンドを余すことなく再現するため、7チャンネルすべてに同一パワー、同一レスポンスのパワーアンプを搭載しています。
高画質・高音質を支えるブロックごとに独立した電源部
各回路ブロック別に巻き線を分離した大型で強力なメイントランスと、マイコン専用、デジタル専用にそれぞれ独立した合計3つのトランスを搭載しました。さらに電源回路が回路ブロックごとに細分化されており、それぞれのブロックごとに分離した電源供給を実現。共通の電流経路を無くし回路間の干渉を抑えることで、高音質、高画質の再生を可能にしています。またデノンオリジナルの新開発大容量ブロックコンデンサーと整流ダイオードで回路構成され、極めて安定した電源供給能力を確保、大電流型パワートランジスターの能力を最大限に引き出し、原音に忠実な高音質再生を実現しています。
デノン独自のアナログ波形再現技術 “AL24 Processing Plus”
全チャンネルに対して、DENON独自の原音波形再生技術である“AL24 Processing Plus”処理を施します。デジタルオーディオ信号の持つ、量子化により発生する歪みを低減、かつ低レベル音楽信号再生能力を最大限まで高めます。特にHDフォーマットでのマルチのリニアPCM信号入力に対し、その効果を遺憾なく発揮します。
ミニマムシグナルパスサーキット&ダイレクトメカニカルグラウンド
信号経路のシンプル&ストレート化を徹底。信号の引き回しを最小限の経路にし、各回路における信号の劣化を最大限に防いでいます。また、振動による影響を徹底して抑えるため、充分な防振対策もおこなっています。振動の発生源となるパワートランスは高剛性のボトムシャーシにしっかりと固定。また、ラジエーターもFOOTの間近に直付けすることによりパワートランスなどの他の振動源との干渉を抑え込むなど、様々なパーツの取り付け、配置において、外部・内部振動の影響を効果的に排除する手段を講じています。これらの効果はクリアーな音質の実現のみならず、映像信号においても色彩感豊かな透明感のある画像を生み出します。
コンプレスト オーディオ リストアラー機能搭載
Compressed Audio Restorerは、圧縮処理をするときに省かれた信号を再生成し、圧縮する前の音に近い状態に復元する機能です。同時に低音域の量感補正もおこないますので、より豊かに再生することができます。
音のトータルバランスを崩さず「低域の力強さ」「高域の繊細さ」を再生するデノンのオリジナルオーディオ技術です。圧縮された音声ソースに合わせ3つのモードから選択出来ます。
Dock Control端子装備
別売のDENON iPod用コントロールドック(ASD-11R)を接続してvideo、music、photo、movieの再生ができます。
※ iPodの機種によっては一部お楽しみいただけない機能があります。
その他の特長
■ 4種類の入力信号フォーマットに対してモードを自動的に記憶するオートサラウンドモード
■ 3ゾーンまでのマルチゾーン対応。
■ 動作状態が一目でわかるインプット・アウトプット・マトリクスと2桁表示のディスプレイ
■ 使用頻度に応じてキ-配列を考慮した両面リモコン
■ 設定を瞬時に登録、すぐに呼び出せるクイックセレクトボタンを本体とリモコンに装備(3モードまで)
スタンバイ状態からクイックセレクトボタンを押すだけでダイレクトに立上がります。
■ レコードプレーヤーがつなげるPHONOイコライザー搭載(MMタイプ)
■ オプションの2Way Remote対応

主な仕様 - AVC-3310

■ 諸特性

● 定格出力/フロント120W+120W、センター120W、サラウンド120W+120W、サラウンドバック120W+120W(8Ω、20Hz-20kHz、THD0.05%)
● 実用最大出力/フロント:180W+180W、センター:180W、サラウンド:180W+180W、サラウンドバック:180W+180W(6Ω、JEITA)

【プリアンプ部】
● 入力感度/インピーダンス/200mV/12kΩ、[Ext in(S/SB/SW)、CD、PHONO、V.AUX:47kΩ]
● 周波数特性10Hz~100kHz(+0,-3dB、ダイレクトモード時)
● S/N比102dB(JIS-A、ダイレクトモード時)
● 歪率0.005%(20Hz~20kHz、ダイレクトモード時)

【D/A部】
● 全高調波歪率/0.008%
● S/N比/102dB
● ダイナミックレンジ100dB

【フォノイコライザー部】
● 入力感度/2.5mV
● RIAA偏差/20Hz~20kHz:±1dB
● S/N比74dB(JIS-A、5mV入力時)
● 歪率/0.03%(1kHz、3V出力時)

【ビデオ部】
● 周波数特性/標準映像端子、S映像端子:5Hz~10MHz(ビデオコンバートOFF時)/コンポーネント映像端子:5Hz~100MHz(ビデオコンバートOFF時)

【総合】
● 消費電力/275W(待機電力0.1W)
● 外形寸法(フット、端子、つまみ含む)/W434×H171×D414mm
● 質量12.9 kg

■入出力端子

● オーディオ系
オーディオ入力端子:10系統、 7.1ch外部入力:1系統、 光デジタル入力:3系統、 同軸デジタル入力:3系統、7.1chプリアウト:1系統、プリアウト:2系統(ZONE2、3)、レックアウト:2系統、 光デジタル出力:1系統

● ビデオ系
HDMI入力(デジタルオーディオ入力含む):5系統)、コンポーネント入力:3系統(RCA:1、RCA or D5:2※)、コンポジット入力:7系統、 Sビデオ入力:7系統
HDMI出力(デジタルオーディオ出力含む):1系統、コンポーネント出力:1系統(RCA or D5:1※)、コンポジット出力:4系統、 Sビデオ出力:3系統、
※ 同じ系統におけるRCAコンポーネントとD5コンポーネントの併用はできません。

● コントロール端子系
ドックコントロール端子:1系統、RS232C:1系統、トリガー出力:2系統、Room to Room端子(IN 1、OUT 1)

 

 

※ “Dolby”、“Dolby True HD”、“Pro Logic”およびダブルD記号は、ドルビーラボラトリーズの登録商標です。
※ “DTS”、“DTS-HD High Resolution Audio”、“DTS-HD Master Audio”、“はDTS, Inc.の登録商標です。
※ “Audyssey MultEQ ”、“Audyssey Dynamic Volume”、Audyssey DSXは、Audyssey ラボラトリーズの登録商標です。
※ iPodはApple Inc.の商標または登録商標です。

ダウンロード - AVC-3310

pdf file
AVC-3310 取扱説明書

14.43 MB
10/31/2010

pdf file
AVC-3310 簡単セットアップガイド

0.69 MB
10/31/2010