DVD-2200

  • DVDオーディオ / ビデオ・スーパーオーディオCDプレーヤー
  • N:ゴールド

[ 生産終了 ]


主な特長 - DVD-2200

■ さまざまなデジタルフォーマットが再生可能なユニバーサルプレーヤー

DVDオーディオ、DVDビデオディスクをはじめ、マルチチャンネルを含むスーパーオーディオCD、ビデオCD、そして音楽CDが1台で再生できます。さらに、デジタル音声再生方式MP3とデジタル画像圧縮方式JPEGのデコーダーも搭載。DVD-R/RW、CD-R/RWの再生に対応しているため、ビデオディスクレコーダーなどで記録したDVD-R/RW、パソコンなどで作成したMP3、JPEGフォーマットのファイルを記録したCD-R/RWディスクの再生が可能。いずれのフォーマットにおいても高級オーディオコンポーネントで培われたDENONの設計技術が高音質・高画質再生を実現します。

■ 高音質・高画質を徹底追求したディスクリート設計

(1)オーディオ/ビデオのディスクリート設計
上位機種同様の設計思想を継承し、オーディオ回路とビデオ回路を異なる回路基板で構成。互いの回路間への干渉を軽減し、高音質・高画質を実現しました。また、電源ブロックにおいてもオーディオ部とビデオ部を別回路にして各々に電源供給しています。

(2)デジタル/アナログのディスクリート設計
サーボ、デジタル系デバイスは、アナログオーディオおよびビデオ回路から独立させて構成。電源も別回路で各々独立して供給することにより相互干渉をいっそう軽減しています。

(3)5ブロック独立回路構成
基板は、電源ブロック、デジタルブロック、ビデオブロック、オーディオブロック、ディスプレイブロックの5ブロック構成。電源はデジタルスイッチング電源を採用し、各ブロックに独立して供給しています。

■ 超高画質を実現する新ピュア・プログレッシブ回路を搭載

DVD-2200は、上級機DVD-A1やDVD-2900で採用され超高画質再生において実績と信頼性の高い「新ピュア・プログレッシブ回路」を搭載。Silicon Image社と共同開発した高性能I/Pコンバーターを採用し、正確で高速な業界最高水準のプログレッシブ変換を実現しています。

【新ピュア・プログレッシブの優れた特長】

● ノイズの極少化:フィルムモードの3-2プルダウンの高速検出を実現し、処理過程で発生する可能性のあるノイズを極めて少なくしています。
● 優れた動画検出能力:動画に対する補正・ノイズリダクションのための映像信号検出を通常のプログレッシブでは1フィールド単位での検出を行っているのに対し、ピュア・プログレッシブでは1ピクセル単位での処理を可能にし、より高精度に動画・静止画を判別します。
● 高速で正確な検知:フィルムモードやビデオモードの混在するソースにも検出遅れによるフリッカーを防ぎ、あらゆるディスクの高画質プログレッシブ再生を可能にします。
こうした優れた特長によりプログレッシブTVやプロジェクターの性能を最大限に活かし、オリジナルソースに忠実な超高画質での再生を可能にします。

■ 高速・高精度108MHz/12bitビデオDACを搭載

ビデオ信号処理回路には高速・高精度の108MHz/12bitのビデオDACを使用。プログレッシブの映像信号の場合は4倍オーバーサンプリングに、インターレース映像信号の場合は8倍オーバーサンプリングにまで高め、より細やかなD/A変換処理が行えます。これにより、後段には緩やかな遮断特性のアナログフィルターが使用できるため、より高画質の映像が再現できます。

■ NSV(ノイズ・シェープト・ビデオ)技術

ビデオ信号帯域のノイズ成分を不要帯域に追いやるとともに、後段のアナログフィルターで効果的に除去。総合的にビデオ信号のS/N比を改善し、映像信号のリニアリティを高めています。

■ スーパーサブエイリアスフィルターを搭載

D/A変換後のビデオ信号で6.75MHz以上の不要帯域信号成分を遮断するためにスーパーサブエイリアスフィルターを搭載しています。スーパーサブエイリアスフィルターは、必要帯域内は、映像信号に悪影響を与えないようフラットな特性にし、不要帯域では十分な遮断特性を持ち、折り返しノイズを除去する事ができます。これにより、解像度の高い映像が再現できます。

■ 全チャンネルに高精度D/Aコンバーターを搭載

DVD-2200は、スーパーオーディオCDでは上級機種DVD-2900の開発技術を投入した高精度D/Aコンバーターを全チャンネルに搭載。また、このD/AコンバーターはDVD、CD再生時には192kHz/24bitの高精度D/Aコンバーターとして動作。高SN比、高ダイナミックレンジ、低ひずみのオーディオ性能を発揮し、スーパーオーディオCDやDVD Audioの高音質を最大限に引き出します。

■ ビデオ回路からの干渉を抑えるピュアダイレクト機能を搭載

DVD Audioの音質をさらに高音質で再生する機能で、アナログの音声信号と干渉しやすいデジタル信号出力・映像信号出力・ディスプレイの表示を止めて純粋に音声出力だけを出力することができます。また、切替はフロントパネルに装備されたダイレクトキー(DIGITALのON/OFFキー、VIDEO回路のON/OFFキー、ディスプレイ表示のON/OFFキー)で簡単に操作できます。

■ マルチチャンネル再生時のスピーカーセットアップが可能

マルチチャンネル再生時のスピーカーコンフィグレーションやディレイタイムなど、各種スピーカー設定が可能です。設定はOSD画面でテストトーンを聴きながら設定することができます。

■ 2本のスピーカーで迫力のサラウンド再生「TruSurround」搭載

サラウンド技術で定評あるSRS社の「TruSurround」技術を採用したバーチャルサラウンド回路を搭載。2本のスピーカーでも迫力あるサラウンド再生が楽しめます。

■ 豊富な画質調整機能

CONTRAST、BRIGHTNESS、HUE、SHARPNESS、GAMMAをお好みの画質に調整することが可能です。

■ DVD-R/RW、CD-R/RW対応。MP3ファイル、及びJPEGファイルを記録したCD-R/RWの再生に対応

音楽のデジタル配信、カーオーディオやポータブルメモリプレーヤーなどに使われているデジタル音声圧縮方式MP3に対応。CD-R/RW再生に対応しているため、パソコンなどからダウンロードしたMP3フォーマットのファイルを記録したCD-R/RWディスクの再生が可能です。
○再生可能なディスク:DVD、DVD-R/RW(Video)※、DVD+R/RW※、CD、CD-R/RW※
○対応フォーマット:DVD-Video/Audio、スーパーオーディオCD、CD、Video CD、MP3、JPEG(コダックピクチャーCDを含む)
※書き込み状況の悪いディスクなど、一部再生できないディスクもあります。

■ NTSC、PAL両方式のディスクに対応

■ D2端子装備

■ 日本語表示対応のオンスクリーンディスプレイ(OSD)機能を装備

主な仕様 - DVD-2200

【ビデオ特性】

● コンポジット出力/出力レベル:1Vp-p(75Ω負荷)
● S映像出力/Y出力レベル:1Vp-p(75Ω負荷)、C出力レベル:0.286Vp-p(75Ω負荷)
● D端子/Y出力レベル:1Vp-p(75Ω負荷)、Cb/Pb出力レベル:0.7Vp-p(75Ω負荷)、Cr/Pr出力レベル:0.7Vp-p(75Ω負荷)

【オーディオ特性】

● 音声出力/2Vrms(1kHz/0dB、10kΩ負荷)(フロント/センター/サラウンド/サブウーハー)
● 周波数特性/DVD:2Hz~88kHz(192kHz Sampling)、2Hz~44kHz(96kHz Sampling)、2Hz~22kHz(48kHz Sampling)、SuperAudioCD:2Hz~100kHz、CD-DA、VCD:2Hz~20kHz
● SN比/115dB
● 全高調波歪率/0.001%
● ダイナミックレンジ/106dB

[主な機能]

● ビデオD/Aコンバーター/108MHz/12bit(プログレッシブ、インターレース各々に専用DACを搭載)
● オーディオD/Aコンバーター/192kHz/24bit
● デコーダー/ドルビーデジタル、DTS、MLP
● 対応フォーマット/DVD-VIDEO/AUDIO、DVD-R/RW、SACD、CD、CD-R/RW、Video-CD、MP3、JPEG CD
● マルチ機能/マルチ音声機能、マルチ字幕機能、マルチアングル機能、視聴制限機能、マーカー機能、コンプレッション機能
● 再生機能/リピート再生、A-B間リピート再生、ランダム再生、プログラム再生、スロー再生、コマ送り・コマ戻し再生、続き再生メモリー機能
● 映像出力端子/コンポジット出力1系統、S映像出力1系統、コンポーネント出力1系統、D端子1系統(D2対応)
● デジタルオーディオ出力端子/光1系統、同軸1系統
● アナログオーディオ出力/フロント2系統、センター/サラウンド/サブウーハー各1系統

【その他】

● 電源/100V 50/60Hz
● 消費電力/ 24W
● 最大外形寸法/434×101×318mm
● 質量/4.7kg

ダウンロード - DVD-2200

pdf file
DVD-2200 取扱説明書

2.40 MB
10/31/2010