HI-FI COMPONENT
1976年に発売された製品紹介
HI-FI COMPONENT
本日は、1976年に発売されたデノンのオーディオ機器をご紹介します。1976年には当たりまえですがiPodはありません。それどころかCDですらまだ発売されていない時代です。それでは一体何の機器で当時は音楽を聞いていたのでしょうか。
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本日は、1976年に発売されたデノンのオーディオ機器をご紹介します。
1976年には当たりまえですがiPodはありません。それどころかCDですらまだ発売されていない時代です。
それでは一体何の機器で当時は音楽を聞いていたのでしょうか。
時代はまだコンパクトカセットテープやアナログレコードを使って音楽を楽しんでおり、当時はご家庭にレコードプレーヤー(ターンテーブル)・カセットテープデッキが置いてあるのがごく当たり前でした。当時のデノンの製品をいくつかピックアップして皆さんに紹介したいと思います。
1976年には「カセットテープデッキ DR-370」が販売されています。カセットテープデッキ の1番の問題は「安定性」でした。
テープが正しい位置に固定され、スムーズにテープが流れる。当たり前のように聞こえますが、この簡単に見える動作を高い次元でこなせるテープデッキは実は少なかったのです。
デノンの「カセットテープデッキ DR-370」は、カセットを正確に固定する精度の高い保持機構などを採用したATR(Accurate Tape Running)機構を取り入れていました。オープンデッキにも迫るこの性能のおかげで「DR-370」では安全にそしてスムーズにテープを聞く事が出来ました。
アナログレコードプレーヤーである「クォーツロックダイレクトターンテーブル DP-6000」の1番の強みは回転スピード偏差がきわめて少ない事でした。スピード偏差が少ないと、 レコードのトレースがしっかり出来るのです。
更にはスピードの調節時も誤差を無くす事が出来ます。
スムーズに音楽を再生し、聞く。
今では単純な事ですが、当時の購入者は「安定性」=「高音質」な機器を探していたのではないでしょうか。
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