昔、雑誌の付録によく付いてきた「ソノシート」。
子供の頃に聴いたソノシートからの音色がオーディオと接した原点であるという方も多いのではないでしょうか。ふとソノシートから流れる童謡のメロディーを思い出し「メディアの歴史」について振り返ってみました。
70年台まではアナログの時代。
オープンリールレコーダーやカセットデッキ、アナログレコードなどなど、聞くと懐かしいものばかりですね。そして言うまでもなく、LPレコードはアナログ時代の主役でした。
80年台になるとCDが登場。
アナログからデジタルへの移行です。しかし、移行当初は音の質が良くなく、いわゆるLP愛好家たちにすぐに受け入れられることはありませんでした。
その後CDの音質は改善され、陥落するLP愛好家たちが続出。現在の音楽メディアのスタンダードとなるわけです。さらに今ではスーパーオーディオCD(SACD)が登場。デジタルでありながらアナログのような柔らかな音も楽しむことができるようになっています。
さらにさらに、今注目されているのはPCによる「ハイレゾ音源再生」です。BD(Blu-ray)ディスク再生をも包括し、広いレンジでの音楽再生が可能となっています。
現在もデジタル音源は進化中。各メディアに保存できる情報量が増え、逆にアナログ音源に近づいているのがひとつの特徴です。人間にやさしい豊かな音の時代なのです。
懐かしのLPからハイレゾ再生まで、今では好きな音源を選択できます。あなたの好みのメディアで心豊かに音楽を楽しみましょう。