2013年4月12日(金) 「恵比寿オープンスタジオ デノン音楽倶楽部」開催いたしました
推薦盤、リクエストに加え、生誕200年を迎えたリヒャリト・ワーグナーを特集いたしました。
推薦盤、リクエストに加え、生誕200年を迎えたリヒャリト・ワーグナーを特集いたしました。
前半は有名曲のご紹介ということで、タンホイザー、トリスタンとイゾルデ、ニュルンベルクのマイスタージンガーの前奏曲等をお聴きいただきました。
後半はレコード史に残る金字塔、ショルティの「ニーベルングの指輪」全曲録音から記録ビデオのご紹介と、最新ハイレゾリマスターによる名場面試聴を行いました。
50年前に壮大なプロジェクトが行われ、いまなおその記録が色褪せないことを改めて認識いたしました。
お付合いいただきました皆様、ありがとうございました。
今月の一枚(2013,4,12)
TOWER RECORD様よりご提供いただいている推薦盤よりハーゲン弦楽四重奏団によるベートーヴェンの弦楽四重奏曲集をご紹介いたします。
長らく専属だったDGを離れて、Myrios Classicsからリリースを始めて3枚目になります。
今回はベートーヴェンの四重奏曲第3、5、16番という組合せです。
相変わらず隙のないアンサンブルで、4人の奏でる音楽の抑揚がまるでアンプのボリュームをコントロールするかのごとく、まったくブレずに進行してゆきます。
頭のなかには‘完璧’という言葉が浮かびます。でも決して冷たい訳ではなく、熱い感情が冷徹なまでにコントロールされているかのようです。(よく解らない表現ですが)
特に初期の第3番の演奏がハーゲンの音楽のスタイルとマッチして、とても気持ちのよい演奏です。
マルチ収録のSACDというのもとてもありがたく思えます。
Myrios Classic MYR009
来月はゴールデンウィーク明け(5月10日)開催予定です。ご来場をお待ちしております。