無人島に行って全曲完コピに挑戦したい1枚
1枚だけCDを持って無人島に行くとしたら、何を持って行く? ロック好きのデノン社員Iが「全曲完コピに挑戦したい」と選んだ1枚は?
無人島CD第2回は、音楽に携わりたいという思いで入社し、現在入社10年目、
ロック好きのデノン社員Iが務めさせていただききます。
よく「どんなジャンルが好きですか?」という質問されることがありますが、私の場合は
迷わず「ロック!!」と答えます。
そんな私が無人島に持って行くCDはアメリカのハードロックバンド、エクストリーム(Extreme)の
「PORNOGRAFFITTI」です。
捨て曲なしというアルバムはいろいろあると思いますが、皆さんTVCMなどで一度は
聴いたことがあると思います。
アコースティック1本のバラードソング”More Than Words”から、16ビートを基調とした
ファンキーなロックナンバー「Get the Funk Out」まで非常に多彩な楽曲が揃った、まさに
捨て曲一切なしのロックアルバムです。
私がロックを好きになったキッカケは、クラプトン好きの父親が休日に家やクルマの中でロックを
大音量で流していたことでした。
その影響で中学生からギターを始めて高校生からバンドを組んでいました。
社会人になってもたまにバンドを組んでスタジオに入りますが、取引先の方と組むことが多いため、
ギターは譲って仕方なくベースばかり弾いています……。
私がこのアルバムを知ったきっかけは、中学生の時期にたまたまギター雑誌で読んだギターリストの
ヌーノ・ベッテンコートの特集でした。
当時はとにかくギターの速弾きに夢中でしたが、ヌーノのファンクの要素を取り入れたテクニカルで
グルーヴのあるギタープレイに衝撃を受けたことをよく覚えています。
そのころからもう20年程聴いていますが、面白いことにこのアルバムの中の好きな曲が
年代とともに変化しています。
最初聴いたころは早送りしていた曲がふとしたキッカケで大好きになったりするなんて、
ホント音楽の魅力はいつ気付くかわからないですね。
いつかはヌーノのギターを完コピしたいと思っていますが、ジャネット・ジャクソンの「Black Cat」への
参加などセッションギターリストとして「ミュージシャンズミュージシャン」と呼ばれるほどハイセンスな
ギターテクニックですので、約20年経った今でもできていません……。
ぜひ無人島でCD1枚、ギター1本で全曲完コピに挑戦したいものです。
エクストリーム
「ポルノグラフィティ」
PORNOGRAFFITTI
品番:UICY-75533
レーベル:A&M
発売元:ユニバーサルミュージック合同会社