2016東京インターナショナルオーディオショウレポート
「2016東京インターナショナルオーディオショウ」が去る9月30日〜10月 2日の3日間、東京国際フォーラムで開催されました。デノンブースでも 発表されたばかりの1600NEシリーズをはじめ、 2500NEシリーズ、 SX11、そしてSX1などが勢揃い。多くのファンがつめかけました。今回はその様子をレポートします。
今年で34回目を迎える日本最大のオーディオイベント「2016東京インターナショナルオーディオショウ」が去る9月30日〜10月 2日の3日間、東京国際フォーラムで開催されました。
東京インターナショナルオーディオショウ、略して「TIAS」は海外・国内あわせて190を超えるブランドが出展する本格オーディオのイベントであり、Hi-Fiオーディオファンにとっては世界中のHi-Fiオーディオが集まる、年に一度のお祭りのようなもの。
デノンブースでも 発表されたばかりのHi-Fiシステムの1600NEシリーズをはじめ、 2500NEシリーズ、 SX11、そしてSX1などが勢揃い。多くのファンがつめかけました。
今年のデノンのブースは白を基調とした明るい空間となりました。
今年の試聴システムは、左上からアナログレコードプレーヤーDP-1300MKII、
その下がDCD-2500NE、中央上PMA-2500NE、中央下PMA-SX11、右上DNP-2500NE、
その下がDCD-SX11となっています。またスピーカーはDALIのEPICON6を使用しました。
デノンブースはおかげさまで今年も大入り満員。オーディオ評論家の方々も多く登壇されました。
写真は9月30日の藤岡 誠先生のセッションの様子です。
藤岡先生はDCD-SX11+PMA-SX11で次々と優れた録音の作品を試聴させてくださいました。
デイヴ・ブルーベックの名曲「テイクファイブ」も意外なほどエネルギッシュ。
演奏者のパワーと楽器の音のリアリティがよく伝わります。
音楽を再生しながら、さかんに「今年は良く鳴るねぇ」とおっしゃる藤岡先生。
オーディオシステムの音が素晴らしいのはもちろんですが、実は今回、試聴会場の音場を調整するために、展示セットの裏側にはずらりと吸音パネルや吸音材などが並べられました。
こうした音場の調整も重要なノウハウです。
デノンのサウンドマネージャー山内も連日80分の長丁場のプレゼンテーションを行いました。
山内はSX11と2500NEシリーズを使い分けながら、それぞれのモデルの特長を生かした試聴曲をセレクトし、タップリと聴かせてくれました。
選曲された中にはマッシヴ・アタックのアルバム「ヘリゴランド」や、アンビエント系のAmetsubのアルバム「The Nothings of the North」など、デノン公式ブログで大好評のシリーズ「山内セレクション」で取り上げられた曲もたくさん登場しました。
またハイレゾ音源も積極的に試聴に使用した点も印象的でした。
ハイレゾ音源の再生はMacBook Air、ソフトウェアはAudirvanaを使用し、再生はDNP-2500NEで行いました。
↑PMA-2500NE(上)とPMA-SX11(下)
↑DNP-2500NE
プレゼン終了後は再生に使用した機材のチェックや、山内への質問も矢継ぎ早に寄せられ、終演後もまた大盛況。
試聴スペースの手前に設けられた展示コーナーには、先日発表されたばかりのデノンのHi-Fiの最新鋭モデル1600NEシリーズが展示されました。
↑1600シリーズ
デノンのHi-Fiシリーズの旗艦であるDCD-SX1、PMA-1も展示されています。
これでフラッグシップモデルのDCD-SX1を筆頭にしてS11、2500NE、1600NEとデノンHi-Fiのシステムが勢揃いしたことになります。
↑SX1シリーズ
またヘッドホンでは、AH-MM400(左端)、AH-MM200、そしてインナーイヤーヘッドホンのAH-C820、AH-C720、AH-C620、そして音源再生用にはコンパクトなCDプレーヤー、DCD-50が用意されました。
本年もデノンブースにご来場頂き、ありがとうございました。来年もお待ちしております。
(Denon Official Blog 編集部 I)