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 (昭和51年)

「完全左右独立形(モノ・アンプ構成)」
「シングル・プッシュプルで100W+100W実現!」

ステレオ・パワーアンプ
POA-1001
\178,000

■1976年10月

現在、大出カバワーアンプは、パワートランジスターを4,6,8個と並列接続によって大出力を得ているものが多いが、複数の並列接続はパワートランジスターの性能を揃えることが大変むずかしく、プッシュプル平衡が取り難い等の欠点があります。
また、音質の面では種々の試聴実験によると、僅かですが、シングルプッシュプルに軍配があがるように思います。こうしたことからPOA-1001は、オーディオアンプの本質はよい再生音が絶対条件であることを最優先させ、あえて、シングルプッシュプルで100W+100Wのパワーアンプを誕生させました。
更に左右完全に独立したパワーアンプを機械的に結合し、モノアンプが2台入った構造を取り、その前面のフロントパネルにピーク指示のパワーメーターを備えております。


パワートランジスターを厳選しシングルプッシュプルで100W+100W実現

ハイパワーアンプの性能は、パワートランジスターの選択が最も重要な決め手となりますが、パラレルプッシュプル方式による各トランジスターのバラツキによる悪影響をさけ、パワートランジスターの極限までスイッチング特性を改善した新開発のPC150Wのパワートランジスターを採用しシングルプッシュプルで100W+100Wを実現しました。このため従来問題のあった大電流動作領域での高域周波数のスイッチングひずみを一段と向上させクリアーな音を再現致します。

差動2段、カレントミラー回路による平衡ドライブ方式(実新申請中)

パワー段の回路構成は差動2段カレントミラー回路による平衡ドライブ、及びシングルプッシュプル回路によって超ワイドレンジ、低ひずみを実現しています。伝送周波数帯域3Hz〜100kHz、高調波ひずみ率0.05%以下(20Hz〜20kHz100W時)を実現しました。

チャンネル間干渉のない完全なモノアンプ構成・・・NON−CROSSTALK設計

電源回路(トランス、整流器)はもとより放熱器からアース、更に背面に取付けられている入力端子から出力端子まで完全に左右独立したパワーアンプを機械的に結合させた完全なモノアンプ構成です。このためチャンネル間の干渉が全くないNON−CROSSTALK設計となっております。

このクラス最大の大容量コンデンサー88,000μF採用

このクラス最大の電源コンデンサー、チャンネル当り44,000μFを採用し、更にオリエントコア採用の高性能電源トランスと共に大出力時でもビクともしない強力な電源回路を構成しています。

大容量のヒートシンク搭載

熱抵抗0.8℃/Wの余裕あるヒートシンクにパワートランジスター1石を取付けてありますので、温度上昇はほとんどありません。

応答性の早いパワー直続のピークメーター装備

負荷8Ωにて100Wのレベルを0dBとして、-50dB(1mW)から+3dB(200W)までレンジ切換なしに直読指示できる対数圧縮された大形ピークメーターを装備しました。メーター回路の周波数応答もピークレベルを観測するに実用上充分な、正弦波一波でも10kHz-2dB以内、正弦波連続では10Hz〜100kHzで-3dB以内の性能を持っています。

高速動作の保護回路内蔵(実新申請中)

サイリスター(SCR)を応用してリレーの定格電圧で瞬時間に動作するプロテクション回路により高価なパワートランジスター及びスピーカーが保護されます。またリレー接点の音質劣化も十分検討しています。

電源スイッチON−OFF直後のミューティング回路採用(特許申請中)

電源スイッチのON−OFF時に完全に追従する直流電圧を検出するため、電源トランスの2次側捲線の交流電圧から直流を高速検波し、同時にリップル率を軽減する位相検波方式を採用し、電源スイッチON−OFF時に発生するポップノイズを防止しています。

サブソニックフィルター回路採用(実新申請中)

左右独立したサブソニックフィルター(10Hz/-18dB/oct)を採用しOFFの位置でフィルター回路をバイパスできます。(サブソニックフィルターなしのコントロールアンプについても有効に活用できます。)
左右単独に入力レベルの調節が可能です。
2系統のスピーカー切換スイッチはプッシュスイッチにより左右単独に操作ができます。


■主要規格

  • ダイナミック出力(負荷8Ω)
    • 140W+140W
  • 定格出力(両チャンネル駆動正弦波連続出力)
    • 20Hz・20kHz (負荷4Ω)140W+140W、(負荷8Ω)100W+100W
  • 全高調波ひずみ率(20Hz〜20kHz)
    • 0.05%
  • 混変調ひずみ率
    • 0.05%
  • 出力帯域幅(lHF・両チャンネル駆動)
    • 3Hz−100kHz
  • 伝送周波数特性
    • 3Hzー100kHz
  • 入力感度
    • 1Vrms
  • 入力インピーダンス
    • 50kΩ
  • 出カインピーダンス/ダンピングファクター
    • 0.08Ω/100
  • 残留雑音
    • 0.35mV以下
  • SN比
    • 110dB
  • スピーカー端子
    • A・B 2系統
  • フィルター特性
    • 10Hz 18dB/oct
  • セパレーション20Hz・lkHz・20kHz
    • 90dB・90dB・90dB
  • 【レベルメーター持性】
  • 指示範囲
    • -50〜+3dB
  • 指示誤差
    • -20〜+3dB/-1
  • 周波数特性
    • 10Hz〜100kHz
  • 応答時間
    • 100ms
  • 復帰時間
    • 0.5sec
  • 感度/インピーダンス
    • 50kΩ
  • 消費電力
    • 250W
  • 寸法・重量
    • 410W x 200H x 280D(mm)・22kg

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