AVC-1909

  • AVサラウンドアンプ
  • SP:プレミアムシルバー、K:ブラック

[ 生産終了 ]


主な特長 - AVC-1909

<<先進技術への対応>>

HD Video Circuit

■ HDMI(Ver.1.3a、Deep Color、High Bit-rate Audio出力対応)装備

Deep Colorやx.v.Colorに対応した最新のインターフェイス「HDMI Ver1.3a」を装備しています(入力3系統、出力1系統)。 Blue-ray Discプレーヤーから出力される1080p/36bitのフルHD信号への対応、そして、Blu-ray Discから出力されるリニアPCMマルチチャンネル信号の伝送も可能。HDMI端子用のケーブル1本のみで映像と音声のデジタル伝送が可能です。

■ アナログビデオ信号をフルHDにアップコンバートできるI/P & Scaler

アナログビデオ信号を、1080pにスケーリングした高解像度デジタルビデオ信号でHDMI端子より出力できるスケーリング機能を搭載しています(※1)。本機のビデオ回路には、定評あるファロージャブランドのI/P(インターレース/プログレッシッブ)コンバーターを搭載し、ビデオ素材をI/P変換したときに見られるジャギー(ギザギザ感)を補正して、高品質でスムーズな画像を実現します。
※1 スケーリング機能はアナログビデオ信号からHDMIへのアップコンバージョン時のみ機能します。

■ 32bitフローティングポイントタイプDSP

デコーダー部には、高性能32bit フローティングポイントタイプのDSPを搭載。信号処理精度が飛躍的に高く、複雑な信号処理、ハイスピード信号に対しても余裕をもって対応が可能です。

■ Dolby TrueHD, DTS-HD Master Audio対応

最新のロスレス圧縮音声フォーマット、Dolby TrueHDやDTS-HD Master Audioをはじめ、最新のデジタル音声フォーマットに対応したデコーダーを搭載しています。
● Dolby Digital EX ● Dolby Digital ● Dolby Pro Logic IIx ● DTS-ES ● DTS 96/24 ● DTS Neo:6 ● DTS ● AAC

<<コンテンツの性能を最大限に発揮させるためのデノンAVテクノロジー>>

■ 安定した電流を供給するため、ブロック毎に強力な電源を用意

音に悪影響を及ぼす不要なノイズを防ぎ、クリアーで安定した電源回路を作りだすため、7ブロックにわたる巻線から分離したパワートランスと電源を配置。ブロックコンデンサーや大容量ブリッジダイオードといった同一価格帯のクラスを上回る強力な整流回路はノイズの少ない安定した電流を供給します。

■ ミニマムシグナルパスサーキット

音声と映像をピュアーに再生するために、余分な信号経路を通さずシンプル&ストレート設計を徹底追求しました。回路・基板設計を入念に行い、信号の引き回しを最小経路とし、オーディオ/ビデオの各回路における信号の劣化を最大限に防ぎます。

■ ダイレクトメカニカルグラウンド

振動の発生源となるラジエターとパワートランスは、Footの間近に取付けることにより、振動を最小限に抑えています。ラジエターは、高剛性のボトムシャーシに固定し、パワートランスはトランス専用のプレートと共にボトムシャーシに固定しています。外部・内部による振動を排除する手段を講じることで、透明度と音像の定位の向上を図っています。

■ 回路ブロックごとに分離独立した構成基板、配置レイアウト

■ コンプレスド オーディオ リストアラー機能搭載

MP3、WMA(Windows Media Audio)やMPEG-4 AAC などの圧縮オーディオフォーマットは、人間の耳には聞こえにくい信号を省いてデータ量を減らしています。
Compressed Audio Restorerは、圧縮処理をするときに省かれた信号を再生成し、圧縮する前の音に近い状態に復元する機能です。同時に低音域の量感補正もおこないますので、より豊かに再生することができます。圧縮された音声ソースに合わせ3つのモードから選択出来ます。
RESTORER 64: 圧縮率が高く、高域が極端に少ない音声ソースに対して最適に補正します。(64kbps以下)
RESTORER 96: 音声の低域と高域を共に最適に補正します。(96kbps 以下)
RESTORER HQ: 圧縮率が低く、高域が十分に保たれている音声ソースに対して最適に補正します。(96kbps以上)
このCompressed Audio Restorerは、全てのサラウンドモード(ドルビープロロジックIIやDTS NEO6等)において使用できます。

<<快適な操作性と充実の接続環境>>

■ プラグイン・オートセットアップ機能搭載

付属の専用マイクを使って、スピーカーの初期設定を自動的に行ないます。マイクのコードプラグを本体フロントパネルに差し込むだけで、セットアップのスタンバイ状態になるため、簡単に動作に入れます。Audyssey MultEQの測定により正確に部屋の音響特性を測定。そのデータを基に高精度な演算処理によって、スピーカーの(1)接続 (2)サイズ (3)レベル (4)距離 (5)位相の設定を可能にしています。

■ ルームEQ(イコライザー)機能

付属マイクでの測定データ(最大6箇所)をもとにAudyssey MultEQによって再生特性を最適化する“ルームEQ(イコライザー)機能”を搭載しています。オートまたはマニュアルでの設定が可能で、オート設定では、1回の測定で3パターン(Audyssey、Audyssey Byp. L/R、Audyssey Flat)のイコライジングカーブを設定します。これらのメモリーされた補正パターンは各SOURCE SELECT毎にアサインでき、ソースに最適なイコライジングを選べます。

■ 音の大小をリアルタイムに調整するAudyssey ダイナミック ボリューム機能搭載

映画番組ではセリフがはっきりと聞こえるように音量を上げていたら、CMに変わったため音量をあわてて小さくするという経験をしたことがあると思います。このような問題を解決するため、Audyssey Dynamic Volumeは音源を常にモニタリングしながら、ダイナミック感を損なうことなく最適な音量に調節します。
部屋の音響特性から最適な音響効果を生むAudyssey MultEQ、小さな音量にしても音の質感を損なわないようにするDynamic EQ、そしてこれらの機能を組み合わせて最高のパフォーマンスを発揮するのがDynamic Volumeです。Dynamic Volumeの効果は、Midnight、Evening、Dayの3段階に調節可能です。

■ 夜間など小音量で聴く場合のナイトモード(3段階に調整可能)

■ 純粋に音楽を高音質で楽しむピュアダイレクトモード

ピュアダイレクトモードを選択すると不要な回路を自動的にオフし、FL管を消灯します。これによりオーディオ回路に与える他の回路の影響を最大限に抑えます。

■ フロントチャンネルのバイアンプ駆動、ゾーン2へのスピーカー出力を可能にするサラウンドバックチャンネルのアサイン機能

本機はマルチゾーン機能を有し2チャンネル(フロントL、R)のゾーン2ライン出力を装備しています。また、サラウンドバックチャンネルのスピーカー出力をフロントバイアンプや、ゾーン2出力に割り当てるアンプアサイン機能を搭載しています。

■ 7種類のDENONオリジナルサラウンドモード

● ロックアリーナ ● ジャズクラブ ● モノムービー ● ビデオゲーム ● マトリクス ● バーチャル ● 5ch/7chステレオ

■ 最適なサラウンドモードに自動設定できるオートサラウンドモード機能

(1)アナログ、PCM2ch (2)ビットストリーム(DOLBY DIGITAL、DTS、AAC)2ch (3)ビットストリームマルチチャンネル (4)PCMマルチチャンネル
これらの入力信号に対してサラウンドモードを自動的に記憶する機能を搭載。入力信号の種類が変わった場合、最適なサラウンドモードを自動的に設定します。

■ 3系統のD映像入力端子(D5映像対応)を装備

■ 設定した状態を簡単に記憶、呼び出しができる“クイックセレクト”ボタンをフロントパネルとリモコンに装備(3モードまで)

■ より確実な操作・設定を実現するオンスクリーンディスプレイ

■ HDMIコントロール(Consumer Electronics Control)に対応

HDMIコントロールに対応したテレビやレコーダーとHDMIケーブルによって接続すると、電源のON/OFFやボリウム調整などの主要機能がテレビのリモコンによって操作することができます。
※対応メーカー:シャープ、パナソニック、東芝、日立、三菱(2008年7月現在)
※接続する機器や設定によって動作しない場合があります。

■ シンプルデザインのリモコン付属

通常よく使う操作ボタンを表面にレイアウトしたシンプルなデザインを採用。その他の操作ボタンについても、裏面の蓋内にまとめられた扱いやすいリモコンです。

■ Dock Control端子装備

別売のDENON iPod用コントロールドックを接続することで、付属されているリモコンでiPodの操作を可能にします。

■ 8chアナログオーディオ入力端子を装備

■ 音と映像のわずかなズレも補正可能な“オーディオディレイ機能”(0~200ms)

主な仕様 - AVC-1909

● 定格出力/フロント90W+90W、センター90W、サラウンド90W+90W、サラウンドバック90W+90W(8Ω、20Hz-20kHz、THD0.08%)
● 実用最大出力/フロント:140W+140W、センター:140W、サラウンド:140W+140W、サラウンドバック:140W+140W(6Ω、JEITA)

【プリアンプ部】

● 入力感度/インピーダンス/200mV/47kΩ
● 周波数特性10Hz~100kHz(+1,-3dB、ダイレクトモード時)
● S/N比100dB(JIS-A、ダイレクトモード時)
● 歪率/0.08%(20~20kHz、ダイレクトモード時)

【ビデオ部】

● 周波数特性/標準映像端子、S映像端子:5Hz~10MHz(+1,-3dB、ビデオコンバートOFF時)/コンポーネント映像端子:5Hz~60MHz(+0,-3dB、ビデオコンバートOFF時)

【総合】

● 消費電力/250W(待機電力0.3W)
● 外形寸法(フット、端子、つまみ含む)/W434×H171×D377mm
● 質量11.4 kg

【入出力端子】

■ オーディオ系

オーディオ入力端子:8系統、 8ch外部入力:1系統、 光デジタル入力:2系統、 同軸デジタル入力:2系統、 ゾーン2プリアウト:1系統、プリアウト:1ch、レックアウト:2系統、光デジタル出力:1系統

■ ビデオ系

HDMI入力(デジタルオーディオ入力含む):3系統、 コンポーネントD入力:3系統(D5)、 コンポジット入力:3系統、 Sビデオ入力:3系統
HDMI出力(デジタルオーディオ出力含む):1系統、 コンポーネントD出力:1系統(D5)、 コンポジット出力:2系統、 Sビデオ出力:2系統

■ コントロール端子系

2WAYリモート端子:1系統、リモートコントロール端子(IN 1、OUT 1)、ドックコントロール端子:1系統

ダウンロード - AVC-1909

pdf file
AVC-1909 取扱説明書

8.86 MB
10/31/2010

pdf file
AVC-1909 簡単セットアップガイド

1.71 MB
10/31/2010