moumoon・YUKAがDenon PerLシリーズで感じた音楽の豊かさといい音へのこだわり。
医療技術を応用したパーソナライズ機能で、聴こえ方の個性を計測、解析。すべてのユーザーに最良のデノンサウンドを届ける、高音質完全ワイヤレスイヤフォン「Denon PerLシリーズ」を、音楽業界を動かす3人のキーパーソンに体験していただき、「Denon PerLシリーズ」の魅力を伺います。
次はどんな音が来るんだろう? Denon PerLシリーズのサウンドは先が想像できないアトラクションのよう。
デビュー16年目を迎えた、moumoonのYUKAさん。ボーカルとして、作詞家として、日々音楽と向き合う彼女にとって、イヤフォンは「ただ音楽を聴くだけじゃない大切な存在」だという。その言葉の真意、そしてDenon PerLシリーズを体験してどんな発見があったのか、お話を伺った。
――Denon PerLシリーズを手に取って感じた、素直な感想を教えてください。
ころんと丸くて、かわいいですし、何よりもイヤフォンが掴みやすいのがいいなと思いました。私はケースからイヤフォンを出すときにポロッと落としがちなので、いつもすごく気をつけて掴むようにしているんですけど、Denon PerLシリーズは掴みやすいし、耳にも着けやすい。最後にグッとねじって着けると、さらに密着度が高まりますね。
――医療技術を応用したパーソナライズ機能「Masimo AAT」でYUKAさんのリスニング・プロファイルを作成しました。ご自身のリスニング・プロファイルを見てみて、どうですか?
私の場合は、中域が聴こえやすくて、それに対して低高域が聴こえにくいという感じになりました。実際にライブで歌を歌うときは、高音域を補ってモニターしているので、実はこの結果にはなるほど! と驚いています。
(同じ曲を繰り返し聴いていても)毎回違う音に注目しながら、とパーソナライズを切り替えて音楽を聴くのが楽しくて。次はどんな音が来るんだろう? と全く想像のつかないアトラクションのような感覚で、すごくおもしろいですね。
ノーマルモードでも十分いい音ですが、どちらかというと目の前にある音をただ眺めている感じ。一方パーソナライズ・モードに切り替えると、音の粒子がすごく細かくて、鮮明。しっかりと音に包まれているような気持ちよさを感じました。高音域の音は、より立体的にふくよかになって、低音域はしっかりとした膨らみと温かさ、あとは迫力を感じて。楽器ひとつひとつの音がしっかりと聴こえてきました。
Denon PerLシリーズがあれば、もっと豊かな音楽&映画体験ができるはず。
――Denon PerLシリーズでどんな音楽を聴きたいと思いましたか?
いくつかあるんですけど、真っ先に思ったのは、フィオナ・アップルの『Limp』という曲。ボーカルもしっかり聴こえるだろうし、ドラムのリズムやキック、スネアのタイトな雰囲気も感じられそうですね。最近、ケイシー・マスグレイヴスの『ゴールデン・アワー』というアルバムが最近好きなのですが、そのなかの『レインボー』という曲も、ボーカルのサラサラっとした高音域やシンプルなピアノの演奏をDenon PerLシリーズで聴いてみたいですね。
先ほど試聴しているときに、moumoonの『Hello, shooting‐star』が自動的に流れてきたんですけど、これもいいなと思いましたね。
――YUKAさんは映画もお好きだと伺いました。Denon PerLシリーズをタブレットやPCとBluetoothでつないで映画を観てもいいですね。特にPerL Proは動画と音のずれが少ないんだそうです。
たしかに! 1日お休みがあったら3本続けて観るほど映画が大好きで、お家でも映画館のような迫力で映画を観たいと思って、デノンのサウンドバーを買おうか検討していたんです。Denon PerLシリーズという選択肢もありですね。音楽がたくさん使われている映画だったり、アクション、ホラーも相性がよさそう。
音楽が自分を守ってくれるから、自分の内側に向き合うことができる。
――YUKAさんは普段どのようなシーンでイヤフォンを使っていますか?
ヨガをしているときや、散歩をしながら歌詞を書くときには必ずイヤフォンを持っていきます。家にこもって歌詞を書いてもいいんですけど、外に出かけて、空の夕暮れの景色を眺めたり、電車で車窓を眺めたり、自然の景色を見ると不思議と言葉が浮かんでくるんです。
――では、音楽を聴くという目的よりは、何かを見て感じて集中するためにイヤフォンを使うという感覚なんですね。
不思議ですよね。外部からの音の刺激はノイズキャンセリング機能を使って遮断したいんですけど、耳で制作中の楽曲のデモを聴きながら、目では(外の景色の)いろいろなものを追っている。イヤフォンを使っているときは、自分の内側に向かいつつも、音楽に守られているような感覚です。Denon PerLシリーズは耳にキュッとフィットする感覚で装着感も良く、ヨガをしたり散歩をしたり、動いたりしてもズレにくそう。ノイズキャンセリング機能の性能もいいなと感じました。
――Denon PerLシリーズの機能をお仕事で活用するとしたら、どんな機能が役立つと思いますか?
ソーシャル(外音取り込み)モードですね。たとえば、ライブの前やレコーディングの前に歌の練習をするときノイズキャンセリング機能をよく使うんですが、自分の声も聞こえなくなるもどかしさがあるんです。でも先ほどDenon PerLシリーズで外音取り込みモードを試したら、周りの音も自分の声も一気に聞き取りやすくなって。これならイヤフォンでいい音を聴きながら歌の練習ができるし、アーティストにはとてもおすすめな機能なんじゃないかと思いました。
MASAKIくんが鳴らしたい音をちゃんと聴くことが何よりも大切なこと。
――YUKAさんにとって“いい音で音楽を聴くこと”の魅力はなんだと思われますか?
まず第一に、(moumoonの)MASAKIくんが鳴らしたい音をちゃんと聴きたいですし、ちゃんと聴こえているかどうかというのはすごく大事だと思っています。MASAKIくんが作った音に自分が包まれながら、感動的な景色を見つけたときに、ポロッと出た歌詞はすごくいいものになる気がしますし、逆に平面的な音で聴いていたら、平面的な歌詞しか生まれないかもしれない。細かい部分かもしれないけれど、とても重要なことだと思っています。
あと、moumoonの楽曲は、私とMASAKIくんが一緒に演奏をしているときのタイミングを合わせている息遣いだったり、アコースティックギターの生演奏だったり、左右で鳴っている音を少し変えていたり、そういった細かい部分も大切にしながら音楽を作っています。だからmoumoonの楽曲を聴いてくださるみなさんもいい音で聴くことで、新しい発見があってより楽しんでいただけるんじゃないかなと思います。
――moumoonの活動では、4年ぶりとなるニューアルバム『FELT SENSE』を2023年7月26日に発売するなど、今年はたくさん動きがある年になりそうですね。最後に2023年の活動のなかで、YUKAさんが楽しみにしていることを教えてください。
たくさんありますが、毎年1年に1回、moumoonとファンのみんなでお正月をお祝いしている「中秋の名月」というライブが楽しみですね。今年は11月19日にLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催するんですが、毎年全国からファンの人たちが一堂に集まってくれて、フルバンドでみんな気合を入れてやるライブなので、それがいちばん楽しみであり、ドキドキしているライブです。毎年MASAKIくんと今年は何をしようかと話し合いながら作り上げているので、今年も期待をして待っていてほしいと思います!
YUKAさんがPerLで聴きたい曲
Limp / Fiona Apple
Supersonic / OASIS
ヒライス / moumoon
YUKA プロフィール
東京都出身。2005年、YUKA(Vo./Lyrics)と MASAKI(Composer)によるユニットとして「moumoon」を結成。2010年にリリースした『Sunshine Girl』が130万ダウンロードを記録したヒットソングに。デビュー15周年となる2021年7月26日にシングル『君の隣、太陽の下で』、2023年7月26日には4年ぶりとなるニューアルバム『FELT SENSE』をリリース。今秋11月19日(日)にはLINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて、『moumoon FULLMOON LIVE SPECIAL 2023 ~中秋の名月~』の開催が決定している。