PMA-2000RE

  • プリメインアンプ
  • SP:プレミアムシルバー

[ 生産終了 ]


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主な特長 - PMA-2000RE

 
 

進化したAdvancedUHC-MOSシングルプッシュプルサーキットを新開発

アンプにおいて繊細な表現を可能にするには、できるだけシンプルな構成が理想です。しかしシンプルな回路で大出力を得るには大電流を扱える素子が必要です。

デノンではPOA-S1の開発以来、増幅素子として大電流増幅素子UHC-MOSを搭載。この素子を使用することで、シンプルなシングルプッシュプル回路でありながら大出力アンプという理想の回路構成を採用してきました。

PMA-2000REでは、電流容量のアップした最新型UHC-MOSの採用や、パワーアンプ段・電源周りの回路構成を一新した、「Advanced UHC-MOSシングルプッシュプルサーキット」に進化。「繊細さと力強さを両立したサウンド」という、デノンの理想とする音楽再生環境を実現いたします。

 
 

さらに電流容量が増大した、最新型「Ultra High Current MOS」を初採用

一般のMOS-FETの35個分、バイポーラトランジスタの3個分という電流リニアリティを1つの素子で可能とする、Ultra High Current MOS(UHC-MOS)。

PMA-2000REでは、さらに許容電流を強化した最新版を初めて採用。ピーク電流が従来の120Aから210Aへと大幅に強化。加えて、UHC-MOSとヒートシンクの間に熱伝導効率の高い銅板を追加、放熱性を高めることで、増幅素子の動作を安定させ、微小信号から大きな信号まで音色を変えることなく、さらに余裕のある音楽再生が可能となりました。

安定性を高める、高精度Dual FET+カスコードブートストラップを初段に採用

パワーアンプの入力段には、新たにDualFETを採用。ペア特性のそろったDualFETを使用することで、温度変化による音質への影響を抑え、安定した動作を可能にしました。また、差動増幅回路の初段に"カスコードブートストラップ回路"を採用することで、高速・高帯域な信号再生時にも、周波数位相ずれの少ない優れた増幅を実現しています。

ショットキーバリアダイオードを採用し電源回路を強化

電源部には、前モデルに対して1.5倍の能力を持つショットキーバリアダイオードを新たに採用。スイッチングノイズが少なく、高速動作による力強いパワーによりUHC-MOSの表現力をサポートしています。

 

高音質を支える、デノン伝統のテクノロジーをブラッシュアップ

新素材フットを採用した「ダイレクト・メカニカル・グラウンド・コンストラクション」

不要な振動が画質・音質に与える影響を徹底して抑えています。筐体は、1.6mm厚鋼板を用いた高剛性構造となっています。 内部では、振動の発生源となるパワートランスの取り付けは複数の制振材を使用したフローティングマウントを採用。また左右のヒートシンクは弾性材とスタビライザーによってダンプしたうえでフットの間近に直付けすることで、大型パワートランスなど他の振動源との干渉を押さえています。本体を支えるインシュレーターの素材には、高剛性で内部損失が大きいBMC(Bulk Molding Compound)製をソリッド構造で採用。底面にはさらに振動を吸収するGSフェルトを張り付けるなど、内部・外部からの振動による影響を徹底して抑えています。

各回路の相互干渉を抑える「6ブロック・セパレーテッド・シャーシ」

各回路の相互干渉を抑え、優れたステレオイメージを得るためにパワーアンプブロックは、電源トランスを挟んでL/R対象に配置したツインモノラル構成としています。さらに、信号レベルの異なる回路の分離を徹底。厚さ1,6mmの鋼板を使用した6ブロック・セパレーテッド構造を採用し、音場感に優れた再生を実現しています。

L.C.(Leakage Canceling)マウント・ツイン・トランス

2つのトランスを並列接続することで、インピーダンスを下げ非常に良好な電気特性を実現しています。また、2つのトランスの搭載方向をそれぞれ逆向きに配置する、L.C.マウント方式により、お互いの磁気の影響を互いにキャンセル。ノイズ源である磁束の漏洩を低減いたしました。

リモコン操作が可能な、高品位27型大型ポリウム

音質の要となるボリウムにはこのクラスとしては贅沢な27型の大径ボリウムを採用。電動モータードライブによって、リモコンでのボリウム操作にも対応しています。

さらにシンプルな信号伝送を実現した、ミニマムシグナルパス回路

信号経路のシンプル&ストレート化を徹底。PMA-2000REでは、RECOUTセレクターを廃止することで、よりシンプルな伝送回路となっています。また、ソースダイレクト時にはRECOUT端子への信号出力をカットすることで、更に信号経路の短縮化を図り外部からの影響を抑えます。

さらに活躍の場が広がる、各種機能

 

パワーアンプダイレクト&プリアウト端子

AVサラウンドシステムなどとの接続が可能な、パワーアンプダイレクト機能を搭載。 入力切り替えはフロントパネルにあるスイッチで行えるので、様々な用途での使用に対応可能です。また、プリアウト端子からは、MOS-FET出力によるディスクリート構成のフラットアンプより出力することで、より高音質なプリアウト出力となっています。

※パワーアンプダイレクト端子からの入力は常にフルボリウムでの再生となりますので、ボリウムコントロールが可能な機器からの入力が前提となります。

MM/MC対応高性能フォノイコライザー

本格的なPhono入力端子を搭載。背面の切り替えボタンにより、MM/MCカートリッジに対応しています。

高品位な、削り出し金メッキピンジャックを採用

Phono/CD用の入力端子には、大型の削り出し金メッキピンジャックを採用しています。

 

その他の特長

  • デノンHi-FiコンポーネントREシリーズをコントロール可能なシステムリモコン付属100kHzまでのワイドレンジ再生能力
  • 電源の切り忘れを防止するオートスタンバイ機能を搭載

主な仕様 - PMA-2000RE

定格出力
80W+80W(8Ω、20Hz-20kHz、T.H.D.0.07%) 両チャンネル駆動(CD→SPOUT)
160W+160W(4Ω、1kHz、T.H.D.0.7%) 両チャンネル駆動(CD→SPOUT)
全高調波歪率
0.01%(定格出力-3dB時、負荷8Ω、1kHz)
出力端子
スピーカー A or B:負荷4Ω〜16Ω
A + B:負荷8Ω〜16Ω
バイワイヤリング:負荷4Ω〜16Ω
周波数特性
5Hz〜100kHz(0〜-3dB)
S/N比
(Aネットワーク)LINE:108dB(ソースダイレクトON時)
PHONO(MM):89dB(入力端子短絡時、入力信号5mV時)
PHONO(MC):74dB(入力端子短絡時、入力信号0.5mV時)
トーンコントロール
BASS:100Hz±8dB
TREBLE:10kHz±8dB
音声入出力端子
アナログ音声入力 ×6
PHONO入力 ×1
RECアウト ×2
パワーアンプダイレクト ×1
プリアウト ×1
ヘッドホン出力 ×1
その他の入出力端子
コントロール端子(IN/OUT) ×1
ACアウトレット ×3(SWITCHED×2、UNSWICHED×1)
外形寸法
W434×H181.5×D434.2mm(フット、端子、つまみ含む)
質量
24.4kg
消費電力
360W
待機電力:0.2W
付属品
取扱説明書、リモコン(RC-1179)、単4乾電池 ×2、電源コード

ダウンロード - PMA-2000RE

pdf file
PMA-2000RE 取扱説明書

4.18 MB
09/18/2012