ぷちDenon(デノン非公式アンバサダー)流「サウンドバーはこう選べ!」その2 自宅でDenon Home Sound Bar 550を試してみた編
今回のデノンオフィシャルブログは、デノンアンバサダー(非公式)「ぷちDenon」にサウンドバーの選び方、その2として、なんとぷちDenonが実際に自宅でDenon Home Sound Bar 550をチェック。本人渾身のレポートをぜひご覧ください!
オーディオファンのみなさんこんにちは。ぷちDenonです。今回はオフィシャルブログに記事にてお邪魔させて頂いております。恐縮です。前回は店頭でのサウンドバーの選び方を伝授しました今回は「ぷちDenonが自宅でDENON HOME SOUND BAR 550を試してみた」ということで、サウンドバーDenon Home Sound Bar 550をお借りして、実際に自宅で使用してみた様子をレビューします。
Denon Home Sound Bar 550のおすすめポイント!
TVの前にも簡単に設置できるコンパクトなサイズ
「ワンボディにドライバー9基とアンプ6基搭載なんて、ほとんどAVアンプが中に入ってるようなもんじゃん……」Denon Home Sound Bar 550が発表された時はそんなことを思いました。実際音を出した時には、6chアンプでドライブする音の力強さを聴いて「あ、これは近年稀にみるガチなサウンドバーだ」と思ったのを覚えています。
本体操作はタッチパネル式のスマートなデザイン
AVアンプと同等のSoCを採用されており、ブログ前編で紹介したDHT-S217/S517では対応していないDTS:Xなどのロスレスに対応しているのも高ポイントです。
単独でも使用できるスマートスピーカー Denon Home150
さらには、2台のDenon Home150をリアスピーカーとして使用して、ワイヤレスサラウンドの4.0chに拡張ができる。自宅で暫くサラウンドは組んでいなかったので、確認したいソースが盛り沢山、今から楽しみです。
リビングで手軽にサラウンドを楽しめる
49インチのテレビと並べるとこんな感じ
YouTube「ぷちDENONちゃんねる」でも度々登場している我が家のリビングですが、今回はここにDenon Home Sound Bar 550を設置してみました。我が家の49インチのテレビは、主に奥さんがYouTubeや、Netflixを見たり、子供達がゲームの対戦をしたりするのに使われています。
既存のシステムとごっちゃになってすいません
現在はデノンのAVアンプとPolk Audioのスピーカーを組み合わせて2chシアターのシステムにしているのですが、せっかくなのでここのエリアの「ヌシ」たちには何も言わずシステムを入れ替えて、彼らの反応も観察してみましょう。
まずは設置をおさらいです!
HDMIのINとOUT(ARC)を装備
店頭のようにやらせていただきますと、オーディオ初心者の方にAV機器の接続を説明する場合には、「図」を書いてあげるのが一番伝わりやすいです。
我が家のAV機器の接続を記したもの
我が家のTVはeARCには非対応なので、ブログ前編で説明した通り、Blu-rayの再生を担当するレコーダーをDenon Home Sound Bar 550のHDMI入力に繋ぎます。BDの再生はこれで万全です。
サウンドバー単体で再生してみる
ロスレスのDolby Atmosが再生できる
まずは前編で使用したDolby Atmosのデモディスクの「エベレスト」をサウンドバーのムービー・モードで再生してみます。同じワンボディのサウンドバーDHT-S217と比べてすぐに分かる違いは、6つのアンプの恩恵でしょう。音を押し出す力が強く、スムーズに音が飛んできます。
ツイーター×2、ミッドバス×2というドライバー構成。低音再生の補助役を担うパッシブラジエターを前に2基、後ろにに1基搭載
3基のパッシブラジエターもいい仕事をしています。店頭より静かな自宅で聴くと結構低い所までちゃんと再生できているのがわかります。サラウンド感については横幅のあるDHT-S217のほうが若干派手でわかりやすいように感じましたが、わざとらしくないベテラン役者のような実力を感じ取れます。
推しBlu-rayディスクを試聴してみた
以前このブログでも紹介させて頂いた、声優のぬーさん(沼倉愛美さん)のLiveBDを再生です(またかよ)。リニアPCM2.0ch収録なのでPURE MODEで再生します。
このディスクは墓場まで持っていきます
ぬーさんのライブは本当に「しんどくて楽しい」です。ソロデビューを果たして、悩みながらもライブを重ねるごとに「自分らしさ」を備えていく姿にも感銘を受けました。私が音楽活動にまたチャレンジしようかな、と思わせてくれたのも実はこのライブの影響なんです(余談)。
生バンドの分厚いサウンドにも埋もれず突き抜けてくる沼倉さんの歌唱力と声量にはいつ聴いても脱帽です。そしてDenon Home Sound Bar 550はそんなライブの熱気を見事に表現してくれています。こんなにスリムでコンパクトなのに大したヤツです。
リアにDenon Home150を追加してサラウンドにしてみる
HEOSアプリの「セットアップアシスタント」機能を起動してあとは指示に従うだけで、簡単にサラウンド設定ができました。アプリの。サウンドバー本体とDenon Home150×2台は遅延の少ないワイヤレスダイレクトで接続されます。
リアル4.0chでサラウンド再生です! 即席だけどまずまずなサラウンド環境がセットアップできたところで、先程と同じ「エベレスト」を再生してみます。
各スピーカーの距離設定やチェンネル毎の音量の調節も可能
やっぱり後ろがあると違いますね。バーチャル特有の位相が無くなり、映画のシーンの中に入り込んだ様なリアルな音場が広がります。後ろの音は後ろに受け渡した事により、サウンドバー本体から出る音も、より鮮明になりました。「エベレスト」のデモは吹雪の音が前後左右に動き回るので、オーディオに興味のないうちの奥さんもこの臨場感には興奮気味でした。
大人気のシューティングゲームをサラウンドでプレイしてみる
ゲーム機のドッグをDenon Home Sound Bar 550のHDMI INに繋ぎなおします
ゲーム機はPCMマルチチャンネル出力ができ、対応のゲームソフトであればサラウンドでゲームを楽しむことができます。実は今回これを一番試してみたかった!
普段ここでプレイしている方に音出しをお願いしてみた
想像はしていましたが、これは楽しい! 自分の向いている方向に音も一緒に動いて、後ろからは他のプレイヤーの射撃音などが聞こえます。RPGなどのフィールドをゆっくりと移動するゲームだともっと楽しめるかもしれません。娘さん曰く「ゲームの音楽の中にいる感じがして気持ちがいい」との事。おお、言ってることわかるぞ! ナイスコメント!さらに Denon Home Sound Bar 550には、ネットワークオーディオ機能「HEOS」が搭載されていますので、音楽再生も楽しめます! HEOSに関しては、私が以前YouTubeの動画で事細かく説明していますので、こちらを見てやって下さい。
まとめです!
アレクサとも友達になった娘さん
そんなわけで、今回紹介したDenon Home Sound Bar 550は、私としても馴染みのあるモデルであるのですが、改めてその実力を再確認する結果となりました。音質に気になるところが無く、どんなソースであれ開始数分で映像に集中させてくれる。音を出す機械としては基本的だけれど、とても重要な要素をキチンと兼ね備えています。
この3個だけだから家族にも勧めやすいですね
でもやっぱりこのワイヤレスのサラウンドを自宅で体験してほしいですね! 没入感が違います。今回紹介した4.0chがあらかじめセットになった、「Denon Home Sound Bar 550 SET」が最近追加で発売されており、単品で揃えていくよりも少しお得に購入できますよ! オススメ!
重低音をもう少し補強したい、という時はワイヤレスサブウーファーをさらに追加して4.1chまで拡張できます。
そして、普段私がいるヨドバシカメラさいたま新都心駅前店では、Denon Home Sound Bar 550の4.1chサラウンドを常時デモンストレーションしています。お近くの方は是非お立ち寄り下さい!
デノンに加え、Polk Audio、Bowers & Wilkinsのサウンドバーは全品試聴できます
それでは、ブログはこれでおしまいです。最後までお読みいただきありがとうございます。
このあとは「おまけ」編として、Denon Home Sound Bar 550をパソコンに繋いだらどうなのか、検証動画をYouTubeにアップロードする予定ですので、興味のある方はTwitterやYouTubeのチャンネル登録などしてお待ち頂けると幸いです。それではまたどこかで!
(ぷちDENON)