
Bluetoothを使いこなす5つの方法 第1回 そもそもBluetoothって?

「Bluetooth? 最近耳にすることが多いけど、それって何?」 「Bluetoothってどこが便利なの?」という方も多いのではないでしょうか。 そこで今回から5回にわたって、Bluetoothの仕組みや便利さについて、 カンタンに基礎からご説明したいと思います。
デノン製品にもBluetooth対応ヘッドホンとしてAH-W150、AH-W200、AH-NCW500があります。
でも、Bluetoothは比較的新しい技術なので「Bluetooth? 最近耳にすることが多いけど、それって何?」
「Bluetoothってどこが便利なの?」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回から5回にわたってBluetoothの仕組みや便利さについて、カンタンに基礎からご説明したいと思います。
まずは読み方から。
Bluetoothの読み方は「ブルートゥース」です。英語の意味は「青い歯」ですが、この名前は10世紀に
デンマークとノルウェーを無血統合した王様であり、「Bluetooth(青歯王)」という異名を持つ
ハーラル1世ゴームソンに由来しているそうです。統合の際、戦いを行わず平和的に実現したことで、
高く評価されている王様です。*
なぜこの規格がBluetoothと名付けられたと思いますか?
実はワイヤレス通信ではさまざまな規格があり、接続できる電子機器も限定されています。
Bluetoothという名前には、青歯王(Bluetooth)のように規格を統一し、さまざまな電子機器が
スムーズに接続できるようにという思いが込められているんです。
前置きはさておきBluetoothはどんなもので、具体的に何ができるのでしょうか。
Bluetoothを一言で言えば「いろんな電子機器をワイヤレス(無線)でカンタンにつなげて電子信号や音を
やりとりできる」という技術です。
例えば、Bluetoothに対応している機器を挙げてみると、
・ヘッドホン、スピーカー
・デジタルオーディオプレイヤー
・スマートフォン
・パソコン本体
・キーボード、マウス
・ゲーム機
・デジカメ、プリンター
・体重計や血圧計、歩数計
・腕時計
などなど。もっとありそうですがあとは省略。とても挙げきれません。
デノンでも、AH-W150、AH-W200、AH-NCW500といったヘッドホンがBluetoothに対応しています。
これらのBluetooth対応ヘッドホンをiPhoneやスマホ、iPod
touch/nanoなどと接続設定をすれば
ワイヤレスで音楽が楽しめます。
Bluetooth以外にもワイヤレス通信の技術はいろいろありますが、(例えば赤外線通信とか
Wi-FiとかAirPlayとか)、これだけ対応機器が多いのはBluetoothくらいでしょうか。
いろんな機器を、いちいち配線することなく、カンタンにつなげられるところが最大のメリットです。
また、これらの機器を同時に使うこともできます。
たとえばBluetoothに対応のノートパソコンがあれば、以下のようなことがワイヤレスで一度にできてしまうんです。
「キーボードやマウスをつないで操作しながら、スピーカーから音楽を流し、デジカメから写真を取り込む。
体重計や歩数計から自動的に自分の記録を取り込んで、健康管理ツールで集計してくれる」
これ、全部ケーブルでつなぐとなると、考えただけでウンザリですよね。
しかもワイヤレスだから、電波が届きさえすれば、多少離れていても大丈夫なんです。
こんな便利なBluetooth、ぜひ使ってみたいと思いませんか?
次回はどのくらいの距離まで離れて使えるの? についてご説明しましょう。
デノンのBluetooth対応製品はこちら。
(Denon
Official Blog 編集部O)
*「Bluetooth」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。