Envayaのデザイン
ポータブルBluetoothスピーカーEnvaya DSB-200が、ついに発売となりました。今回は開発者インタビューで話題が出た「ラウンドデザイン」や、交換できる4色のグリルネット、さらに使いやすさなどについて、実際に編集部が検証してみました。
ポータブルBluetoothスピーカーEnvaya DSB-200が、ついに発売となりました。
今回は開発者インタビューで話題が出た「ラウンドデザイン」や、交換できる4色のグリルネット、
さらに使いやすさなどについて、実際に編集部が検証してみました。
前回の開発者インタビューはこちら。
Envayaのデザインで一番の特長は、全体が丸みを帯びているラウンドデザインでしょう。
正面からの写真だとわかりにくいかもしれませんが、このように斜めから見るとグリル面も曲線を描いていることがおわかりいただけるでしょうか。
開発者インタビューでもあったように「Envayaには平面がない」というほど、全体的に丸みを帯びたデザインとなっています。
このラウンド形状は、オフィスからリビング、ベットルームまで、どんな空間にもマッチする柔らかで優しい存在感を醸し出していますが、
実は単にデザインのためだけのものではなく、音質面で大きなマイナス要因となる定在波を抑える働きをしており、
Envayaの高音質にも貢献しています。
そしてこちらが裏面、やはり見事にラウンドしています。
外に持ち出してガンガン使いたいEnvayaですが、このようなラウンドシェイプはバッグなどの出し入れのときにも引っかかりがなくスムーズ。
持ち運びに便利です。
ちなみに写真の手前のグレーの部分はラバーフットです。
接地面をラバーとすることで滑りにくく安定した設置が行えるだけでなく、
余計な振動をカットする働きをしており、実はこれもEnvayaの音質の向上に一役買っています。
そしてキックスタンドは、こんなふうに開きます。
わかりやすいよう上の写真は底面から撮っていますが、実際にはEnvayaの上部を片手で握るだけでキックスタンドを開けることができます。
これが開発者インタビューでも語られたスクイーズデザインです。
絞る(スクイーズ)と開くという意味なんです。実際に使って見ると確かに片手でスタンドが開けられるのはとても便利です。
このあたり、ぜひ店頭でお試しいただきたいところです。
そしてもう一つ、デザイン上の大きな特長が、交換できる4色のグリルネットです。
色はオレンジ(左上 もともと装着されているグリルネット、写真では本体のカバーがついています)、
グレー(右上)、レッド(左下)、ブルー(右下)となっています。
色にも気が利いたネーミングがされており、
グレーがLUNAR(ルナ)、レッドがFANDANGO(ファンダンゴ)、
ブルーがINDIGO(インディゴ)、オレンジがSUNSET(サンセット)となっています。
グリルネットの交換! というと、「ドライバーなどの工具を使ったりして大変かも?」と思われるかもしれませんが、
Envayaでは工具を使うことなく、手だけで簡単に交換ができるように工夫されていますので、その点、ご安心ください。
グリルの交換方法は、こんな感じ。本体に同梱されている説明図がわかりやすいのでご覧ください。
そして、実際にグリルネットを変えてみました。
こちらがFANDANGO!見ているだけで「ガンバロー」と元気がもらえるレッド!
しかも「内に秘めた赤」という雰囲気で、派手すぎないところがいい感じです。
こちらはLUNARです。非常にスタイリッシュでクールな印象になりますね。
ミニマルな空間なら、このグリルネットがお勧めです。
インディゴはこんな感じ。明るめのブルーで涼しげです。
なんなく男の子の部屋っぽい感じがしませんか。
いずれにしてもフォルムが丸みを帯びた佇まいが柔らかい印象なので、どんなインテリアにもマッチしますが、
着替える感覚で色を変えることで、空間でのワンポイントとなります。
置く場所や、その日の気分で色を変えられるというのも、今までのスピーカーにはない発想。かなりユニークなのではないでしょうか。
最後に使い勝手について。
Envayaは簡単に操作できるようにボタンの数を絞り込んでいます。
本体上部には6つのボタンがありますが、右側には音量関係の3つのスイッチとなっています。
「+」がボリュームアップ、「—」がボリュームダウン、そして「×」がワンプッシュでの音声オフ(ミュート)。
そしてボタンの形状ですが、音量アップは凸型に、あとの二つは凹型にすることで、
スイッチを見なくても指先の感覚でボリュームの上げ下げができるように工夫されています。
上面の左側は電源スイッチとAUX入力の切り換え、そしてBluetoothスイッチ。
そして真ん中にはスマホなどのBluetooth機器とワンタッチでペアリングできるNFCのセンサーがあります。
機種によって、NFCはタッチしにくい場所についていることがあります。
しかしEnvayaは上面の真ん中にあるので、大きめのタブレットでも簡単にタッチできます。このあたりも使い勝手がよく練り込まれています。
最後にもう一つ、結構便利だなと思った機能をご紹介しましょう。
側面にはACやAUX入力端子がありますが、ほかにMOBILE CHARGEという端子もあります。
これはEnvayaからスマホなどを充電できる機能。
つまり、モバイルバッテリーとしても役立つのです。
Envayaはバッテリーだけで約10時間使用可能ですが、一回の外出ではなかなか10時間って使わないですよね。
ですからたとえばEnvayaを持ってバーベキューに出かけて、みんなで美味しい食事を音楽とともに楽しんだ、
そして帰るころに「あっ、スマホの電池がなくなってしまった」なんていうとき、Envayaからスマホの充電ができるわけです。
結構便利だと思いませんか?
というわけで、今回はEnvayaのデザインの魅力と使い勝手を編集部で検証してみました。
もう店頭にも並び始めているはずですので、ぜひ、音とデザインの魅力を手にとってお確かめください。
ポータブルBluetoothスピーカーDSB-200「Envaya」の製品情報は、
Envayaスペシャルサイトでご確認ください。
(Denon Official Blog 編集部I)