The Design Series

往時の設計思想に回帰した
約10年ぶりのレコードプレーヤー。

CDの売り上げが減少する一方で、音楽フェスやライブは活況を呈するなど、音楽の体験化が指摘されて久しい昨今。
では、オーディオブランドが提供できる「音楽体験」とはなんなのでしょうか。
その問いに対するデノンの回答が、約10年ぶりとなるレコードプレーヤー「DP-400」と「DP-450USB」。
デノンならではの音質はもちろん、マニュアルとオートの長所を兼ね備えた使い勝手の良さ、そしてデザインシリーズとしてのモダンなデザインにもこだわった、2018年にふさわしいモデルです。
好きなレコードを選んでターンテーブルにのせ、針を落としたら、ソファに身を沈めてアナログレコードの濃密な音に浸る。
そのすべての行為を、豊かな時間を、ご自宅で体験してください。

手で針を落とせば始まる特別な時間

手で針を落とせば始まる
特別な時間

大きなジャケットからレコードを取り出し、ターンテーブルにのせる。
スイッチを入れれば静かに回り出すレコードに、そっと針を落とす──。
良い意味で煩雑な、儀式にも似たその行為が聴く楽しみを増幅し、より特別で贅沢な時間にしてくれるはず。
そこで、約10年ぶりにレコードプレーヤーを開発するにあたり、私たちがなによりもこだわったのは「マニュアルであること」。
ただし、レコードの演奏が終わったあとは、オートリフトアップ機能が自動的にアームを上げ、プラッターを停止します。
無駄な空回りによる大切なレコードの消耗やカートリッジへのダメージを防止します。

刻まれた原音を忠実に再現

ターンテーブルの駆動方式はベルト・ドライブ方式。今回のモデルのために新たに設計しました。
デノンの思想がもっとも如実に立ち現れるのは、プラッターの回転制御機能。
速度センサーによってプラッターの回転速度をモニターし、正確な速度を保つようモーターの動作を制御。
高い回転精度を維持することで、レコードに録音された本来の音を忠実に再現します。

刻まれた原音を忠実に再現

OBの協力で甦った
S字型アーム

デノンがレコードプレーヤーの発売を開始した1970年代の設計思想に回帰し、スタティックバランスのS字型トーンアームをDP-400、DP-450USBのために新たに開発。
1971年に発売された名機「DP-5000」の開発当時のトーンアームの仕様を元に、OBの技術者たちからもアドバイスを受けながら、有効長、オーバーハング、オフセット角などの要素を煮詰め、レコードの音溝をより正確にトレースする性能を追求しました。

OBの協力で甦ったS字型アーム

OBの協力で甦った
S字型アーム

デノンがレコードプレーヤーの発売を開始した1970年代の設計思想に回帰し、スタティックバランスのS字型トーンアームをDP-400、DP-450USBのために新たに開発。
1971年に発売された名機「DP-5000」の開発当時のトーンアームの仕様を元に、OBの技術者たちからもアドバイスを受けながら、有効長、オーバーハング、オフセット角などの要素を煮詰め、レコードの音溝をより正確にトレースする性能を追求しました。

フォノイコライザーオン・オフ機能

フォノイコライザー

オン・オフ機能

フォノイコライザー内蔵で、フォノ端子のないミニコンポやアンプにもダイレクトに接続可能。
フォノイコライザー搭載のプリメインアンプなどに接続する場合は、プレーヤー側のフォノイコライザーをオフにできます。

フォノイコライザーオン・オフ機能
手軽にデジタルファイルへ変換可能

手軽に
デジタルファイルへ
変換可能

「DP-450USB」はUSBメモリー対応モデル。
手持ちのUSBメモリーを前面のUSB端子に差し込み、ファイル形式を選択するだけで、アナログサウンドをデジタルファイルに変換することができます(WAV 44.1kHz/16bitまたはMP3)。
付属する編集ソフトでトラック分割して音楽再生ソフトにインポートすれば、高音質なレコードの楽曲をスマホでお楽しみいただけます(MP3のみ)。

所有欲を刺激するデザイン

所有欲を刺激する
デザイン

デザインシリーズの一角をなす製品として、機能と同じくらい時間をかけたのはデザイン。
ブラック×シルバーを基調とした共通のカラーリングはそのままに、レコードプレーヤーならではの美しさをいかに引き出すか。
プロダクトデザインチームが試行錯誤を重ねた結果、筐体の大部分を占めるキャビネットは上品な光沢仕上げに、ロゴやボタンの配置や質感といったディテールにも徹底的にこだわりました。
無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムながら、上質な印象に。
「現代のインテリアにフィットする」というシリーズコンセプトを体現するデザインに仕上がりました。

レコードそのままの音も、デジタル化した音源も楽しむ
レコードそのままの音も、デジタル化した音源も楽しむ

USBメモリーを挿入して録音ボタンを押すだけでアナログレコードの音楽をMP3(44.1kHz/ 192kbps)または WAV(44.1kHz/16bit)で録音、専用のPCソフトMusiCut™ for Denonで編集できます。
PC ― プリメインアンプ PMA-60 ― レコードプレーヤー DP-450USB ― スピーカー DALI SPEKTOR2

レコードそのままの音も、デジタル化した音源も楽しむ

PC ― プリメインアンプ PMA-60 ― レコードプレーヤー DP-450USB ― スピーカー DALI SPEKTOR2

お気に入りのカートリッジでレコードを楽しむ
お気に入りのカートリッジでレコードを楽しむ

カートリッジはMC型にも対応しているので、お好みのものに変更可能。
※MC型をセットする場合は、プレーヤー内臓のフォノイコライザーは利用できません。
MC型カートリッジ DL-103 ― レコードプレーヤー DP-400
― プリメインアンプ PMA-800NE ― スピーカー DALI SPEKTOR2

お気に入りのカートリッジでレコードを楽しむ

MC型カートリッジ DL-103 ― レコードプレーヤー DP-400
― プリメインアンプ PMA-800NE ― スピーカー DALI SPEKTOR2

レコードの作り手が語るレコードの魅力
 スペシャルインタビュー

PRODUCTS

DP-450USB

DP-450USB

USBメモリーへのダイレクト録音対応
本格マニュアルレコードプレーヤー

DP-400

DP-400

MMカートリッジ対応フォノイコライザー搭載
本格マニュアルレコードプレーヤー

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