ポタフェス2015レポート＆DNP-Xスクープ！

ヘッドホンやポータブルDAC／アンプなどが結集する日本最大級のイベント「ポタフェス2015」が12月19日(土)、20日(日)にベルサール秋葉原で開催されました。

デノンは現行モデルに加えてDNP-Xという謎のモデルを参考出品。

今回はイベントレポートと、DNP-Xについての突撃インタビューをお送りします。

ポタフェスが開催されたのはJR秋葉原駅からほど近いベルサール秋葉原。

12月20日（日）はあいにく寒い一日でしたが、昨今、ヘッドホン、イヤホン、ポタアン、DACなどに注目が集まっているだけに、お客さまは大勢。

会場入り口は凄い熱気に包まれていました。

ポタフェス入り口にあるイベントスペースも大人気。

イベントごとに大勢のファンが集まっていました。

物販コーナーにはヘッドホンの特価品が並び、こちらも大入り満員状態です。

ポタフェス2015には100社200ブランド以上が出展しました。

各ブースではヘッドホンやヘッドホンアンプ、デジタルミュージックプレーヤーなどが気軽に試聴できます。

気になるモデルを気軽に聴き比べできるのが、ポタフェスならではの醍醐味。

自分のデジタルミュージックプレーヤーで聴き慣れた曲を再生してヘッドホンの聞き比べをする人も多く見受けました。

試聴だけでなく、カタログも集め放題！
ブースではメーカーの方と直接会話できるので、技術的に突っ込んだ質問などにも、メーカーの方がスラスラ答えてくれるのも、このイベントならでは。

店頭ではなかなかこうはいきません。

そしてこちらがデノンブース。

デノンブースに展示されたのは、
オンイヤーヘッドホン AH-MM200、AH-MM300、AH-MM400。

そしてDRA-100とワイヤレス・ノイズキャンセリング・オーバーイヤーヘッドホンAH-GC20。

さらにDA-300USB、PMA-50とDCD-50のペア。

こちらはデザインシリーズがそろい踏みです。

そして、この男性がAH-MM400で試聴しているシルバーの筐体の機器が、今回参考出品されたモデル。

よく見ると品名が手書きでDNP-Xと書かれています。

これは一体なんでしょうか。

その日説明員としてブースにいたD&Mホールディングスマーケティンググループ 宮原利温をつかまえて突撃インタビューしてみました。

●これはなんですか？ 

宮原：正式品名はまだ明かせないのですが、DNPコードネームが示しているように、USB-DAC/ネットワークプレーヤーです。

●フルサイズのコンポをなぜポタフェスに？ 

宮原：あえてポタフェスに参考出品したのは、このモデルには非常に高品位なヘッドホンアンプが搭載されており、この音を耳が肥えたヘッドホンファンの方々にぜひ聴いてもらい、感想をいただきたかったからです。

●DNP-Xのヘッドホンアンプはどんな点が特長なのですか。

宮原：DRA-100やPMA-50ですでに採用され、非常に高く評価されているDDFA®クラスDアンプテクノロジーをヘッドアンプのためだけに搭載しています。

ですから非常に贅沢なヘッドホンアンプだといえるでしょう。

●私も試聴させてもらってもいいですか。

ということで試聴させてもらいました。

編集部員Iの個人的な感想としては、高音が伸びやかでクリア。

もちろん低音も良く出ていますが、余裕のある澄んだ低音なので非常に落ちつきがあります。

また解像度が高いせいか奥行きを感じさせる音の空間が表現されていて、一つ一つの音が非常に明瞭に感じられました。

現時点ではまだこれ以上の情報開示はできないそうですが、非常に近い将来、このモデルを発表する予定はあるようです。

このモデルに関する情報が発表された際には、本ブログでもいち早くご紹介する予定です。

ぜひお楽しみに。

(Denon Official Blog 編集部 I)