進化したネットワークCDレシーバー 「CEOL N10シリーズ」
日本だけでなくヨーロッパでも高い人気を誇るミニシステムのNシリーズのネットワークCDレシーバー RCD-N10、スピーカーシステム SC-N10が登場しました。デノンオフィシャルブログでは、そのCEOL N10シリーズについて、どこが進化したのかを徹底的に分析してみました。
RCD-N10
AirPlay 2、HEOS対応オールインワン・ネットワークCDレシーバー
希望小売価格: 57,800 円(税抜)
W:ホワイト、K:ブラック
製品の詳細はこちらをご覧ください。
※RCD-N10購入者限定 HEOS1プレゼントキャンペーン実施中!詳細は こちら
SC-N10
RCD-N10に最適なスピーカーシステム
WT:ホワイト、BK:ブラック
希望小売価格: 17,800 円(税抜)
製品の詳細はこちらをご覧ください。
●進化ポイント1 AirPlay 2に対応
まずRCD-N10の最大の進化ポイントは、iOS 11.4で追加されたAppleの最新ストリーミング技術、AirPlay 2への対応です。
iPhone、iPod touch、iPad、MacのiTunesで再生している音楽をワイヤレスでRCD-N10で再生できるようになりました。
ちなみにRCD-N10は世界初のAirPlay 2対応オールインワン・ネットワークコンポとなります。
AirPlay 2について簡単にご説明しておきますと、お持ちのiPhoneなどの音楽がワイヤレスでストリーミング再生できるだけでなく、AirPlay 2に対応した複数の機器によるマルチルーム再生ができますので、RCD-N10で音楽を再生しながら、別の部屋のAirPlay 2対応製品からの音楽再生が可能です。
AirPlay 2対応機器であれば、デノン製品以外でも一緒に使うことも可能です。
またSiriによるボイスコントロールも使用できるので、Apple MusicやiPhoneのライブラリから声で選曲することができます。
※ Apple Musicの楽曲をお楽しみいただくには有料プランのアカウントが必要です。
※ 製品のファームウェアおよびiOSを最新版にアップデートしてお使いください。
●進化ポイント2 HEOS対応
そしてこちらも大きな進化ですが、RCD-N10にHEOSテクノロジーが搭載されました。
HEOSによって、AWAやSpotify、Amazon Musicなどのストリーミングサービスや、インターネットラジオのTuneIn、さらに同じネットワークにつながっているPCやNASにある音源が再生できるようになりました。
これよよって聴取可能な音楽ソースは格段に増えると言えるでしょう。
現在HEOSで楽しめるストリーミングサービスは、Amazon Music、AWA、Spotify、SoundCloudなど。
しかもこれらは無料のHEOSアプリで簡単に操作できます。またインターネットラジオもHEOSアプリのTuneInによって世界各地のインターネットラジオを楽しむことができます。
※AWA, Spotify、Amazon MusicをHEOSで利用するには有料サービスへの加入が必要となります。
●進化ポイント3 テレビとつなげて便利に使える!
そしてもうひとつの進化ポイントはテレビとの接続です。
RCD-N10は外部入力端子として、アナログ入力に加え、オプティカル(光デジタル)端子のデジタル入力を新たに2系統装備しました。
これによりテレビからのデジタル入力が簡単にでき、テレビの音声をRCD-N10で手軽に楽しめます。
またテレビからの入力信号を検知すると自動的に電源が入ってテレビの音声を再生するモードも用意されました。
テレビをつけるだけで、RCD-N10が連動して起動し、高品質な音質でテレビが楽しめます。
さらにテレビのリモコンの赤外線信号をRCD-N10に学習させることができるため、RCD-N10のON/OFFやボリュームの上下、ミュート、入力切換えなどがテレビのリモコンによって操作できます。
↑OPTICAL DIGITAL IN端子を装備
●音や使い勝手もさらに進化
Nシリーズはシンプルでスタイリッシュなデザインが人気ですが、スタイリッシュなデザインはそのままに、操作性がさらに進化しました。
本体の正面にはあえてスイッチ類を置かず本体天面にコントロールボタンを装備しています。
白いLEDが柔らかに光るタッチ式スイッチを新たに搭載するなど、確実に操作が行えるように工夫されています。
またフロント面のUSB-A端子ではUSBメモリーに入っている音楽データの再生ができます。
RCD-N9でもUSBメモリーや家庭内のミュージックサーバーに保存されたハイレゾ音源の再生が可能でしたが、N10では従来の192kHz/24bitまでのPCMデータに加え、5.6MHzまでのDSDファイルの再生にも対応しました。
今までよりさらに幅広いフォーマットのハイレゾ音源を手軽に楽しむことができます。
↑本体正面の左側下にあるのがUSBメモリーが挿せるUSB-A端子。右側下のヘッドホン端子は3段階(高/中/低)のゲイン切り替えができ、ハイインピーダンスのヘッドホンにも対応。
↑RCD-N10のデザイン上の変化ポイントはこのサイドパネルのシルバーのライン
今までホワイトバージョンをお見せしてきましたが、N10シリーズにはブラックバージョンもあります。
インテリアのデザインに合わせて、ホワイト/ブラックが選べるのも嬉しいポイントです。
またRCD-N10に最適なチューニングが施されたスピーカーシステム SC-N10も発売しています。
こちらもホワイトとブラックがラインナップ。セットでお使いいただけます。
またスピーカー最適化フィルターも搭載しており、SC-N10の音響特性に合わせた信号処理を行い、自動的に最良のスピーカーチューニングが行えます。
↑RCD-N10とベストマッチのスピーカーシステムSC-N10もラインナップ。
というわけで、今回はスタイリッシュなCEOL N10シリーズの進化ポイントをまとめてみました。
すでに海外では高い評価を得ていて、ヨーロッパの権威あるオーディオ賞であるEISAアワードも受賞しています。
AVC-X8500HとCEOL N10が EISA AWARD “BEST PRODUCT 2018-2019”を受賞
ぜひ店頭でそのスタイリッシュなデザインと、サイズを超えたハイグレードなサウンドをご体験ください。
(編集部I)