2019東京インターナショナルオーディオショウレポート
「2019東京インターナショナルオーディオショウ」が去る11月22日〜24日の3日間、東京国際フォーラムで開催されました。デノンは最新フラッグシップモデルSX1 LIMITED EDITIONなどを中心にデモンストレーションを行いました。その様子をレポートします。
国内外のHi-Fiオーディオの祭典「2019東京インターナショナルオーディオショウ」が、東京国際フォーラムで開催されました。今回は出展全33社、海外・国内あわせて200を超えるブランドが参加しました。
デノンはHi-Fiコンポーネントの新たなフラグシップモデルSX1 LIMITED EDITION、最新鋭のクラスDアンプソリューションDDFAを採用したデザインシリーズのプリメインアンプPMA-150H、そしてHi-Fiコンポーネントのエントリーモデル600NEシリーズを中心に展示、デモンストレーションを行いました。
展示スペースには、SX1 LIMITED EDITIONと、リアルウッドシリーズをはじめとしたデノンのヘッドホン、そしてUSB-DAC搭載フルデジタルプロセッシング・ヘッドホンアンプDA-310USBが展示されました。
PMA-SX1 LIMITED、DCD-SX1 LIMITEDは両機共に内部回路などをつぶさに見ることができるように、天板が外された形で展示されました。
ヘッドホンコーナーも好評を博しました。特にリアルウッドシリーズが注目を集めており、実際に装着して試聴される方も多数いらっしゃいました。
こちらはデモンストレーションの様子。特にSX1 LIMITED EDITIONの注目度は高く、毎回立ち見も出るほど。たいへん多くのオーディオファンにお集まりいただきました。
PMA-150Hのデモンストレーションの様子。コンパクトなサイズながら、高い駆動力を誇り、サイズからは想像できない堂々たるサウンドで、お客さまからも驚きの声が上がりました。
新たなエントリーモデル、600NEシリーズのデモンストレーションも行われました。
デノンのエントリーモデルは今まで、プリメインアンプがPMA-390シリーズ、CDプレーヤーがDCD-755シリーズの組み合わせで長年高い支持を得てきましたが、ついに新たな品番となりました。同一のスピーカーシステムを使用したPMA-390RE+DCD-755REと、600NEシリーズの聴き比べも行われましたが、600NEシリーズのサウンドコンセプト「Vivid & Spacious」がよく伝わるデモンストレーションとなりました。
そして今回最も注目を集めたのがSX1 LIMITED EDITIONです。
サウンドマネージャー山内がSX1 LIMITED EDITIONをデモンストレーションした回では、オーディオショウでよく使用されるおなじみの音源だけではなく、アンビエントミュージックやハウスミュージックなど様々なジャンルの音楽が再生されました。
また、昨年ご好評いただいたデノンブログセッションが今年も行われました。デノンブログで人気の「山内セレクション」のリアル版です。今年は「SX1 LIMITED EDITIONのレビューをレビューする」というエントリーでご紹介した内容に基づき、SX1 LIMITED EDITIONのサウンドの「色彩感」と「音楽性」について、実際に試聴曲を流しながら山内がコメントするスタイルで行いました。
こちらは評論家傅 信幸先生によるセッションの様子。SX1 LIMITED EDITIONについて「サウンドマネージャーが変わってデノンの試聴室の様子がガラリと変わったが、SX1も現代的なサウンドにがらりと変わった」とコメントをいただきました。
評論家三浦孝仁先生によるSX1 LIMITED EDITIONのデモンストレーション。オーストリアのレコードプレーヤー、プロジェクトを使用してアナログレコードの再生も行い、アナログレコード再生においても高い評価をいただきました。
評論家 角田郁雄先生による、SX1 LIMITED EDITIONのデモンストレーション。海外製のハイエンド機と互角かそれ以上の実力を持ったシステムであるという高評価をいただきました。
評論家 土方久明先生によるSX1 LIMITED EDITIONのデモンストレーション。「とにかく聴いていて楽しいので、たくさん曲をかけたい」と語り、次々に持ち込みの音源を再生。オーディオをやっていて良かったと思わせる音だと、高い評価をいただきました。
土方先生のSX1 LIMITED EDITIONへのコメントは、以下のエントリーでもごらんいただけます。
というわけで、2019東京インターナショナルオーディオショウには大勢のお客さまにご来場いただきました。来年も、東京インターナショナルオーディオショウでお会いしましょう。
(編集部I)