AVR-X1300W、AVR-X2300W登場!
AVアンプの新たなエントリーモデルAVR-X1300WとミドルクラスのAVR-X2300Wが登場。最新サラウンドフォーマットのDolby Atmos、DTS:Xに対応するなど、最新機能が全部入り。その概容をお伝えします。
デノンのAVレシーバーAVRシリーズに、
新たなエントリーモデルAVR-X1300Wと
ミドルクラスのAVR-X2300Wが登場しました。
最新サラウンドフォーマットのDolby Atmos、DTS:Xに対応し、
全HDMI入出力でHDCP 2.2対応など、
いわゆる最新機能が「全部入り」の優れもの!
ホームシアターを始めたい方や、
買い換えのタイミングを待っていた方に最適のモデルです。
7.2ch AVサラウンドレシーバー
AVR-X1300W
希望小売価格: 57,500円(税抜価格)
6月中旬発売予定
7.2ch AVサラウンドレシーバー
AVR-X2300W
希望小売価格: 85,000円(税抜価格)
6月中旬発売予定
というわけで今回はAVR-X1300W、AVR-X2300Wの魅力をわかりやすくご紹介します。
■ 最新のサラウンドフォーマットやHDCP 2.2に対応
まずAVアンプといえば、サラウンド。
昨年から話題のサラウンドの新フォーマットに関してですが、AVR-X1300W、AVR-X2300Wは、最新フォーマットのDolby Atmos、DTS:Xに対応しました。
Dolby AtmosとDTS:Xの最大の特徴はトップスピーカー、つまり天井のスピーカーを使うことです。
それによって音を3次元で表現できるようになり、抜群のリアリティと自然さの音響空間が楽しめます。
これは実際体験すると、本当に驚きです。
ぜひ試聴会や店頭などでお試しください。
ちなみにサラウンドフォーマットは今まで大きな進化としては6〜8年程度の周期で変革されてきました。
今回AVR-X1300W、AVR-X2300Wに搭載されたDolby Atmos、DTS:Xも、数年ぶりの大変革だといえるでしょう。
この2つのフォーマットは、今後しばらくホームシアターのデファクトスタンダードとなるでしょう。
※ドルビーアトモスに関しては、デノン公式ブログ ドルビーアトモス体験記 もあわせてご覧ください。
そして、最新機能としてもう一点重要なのが、HDCP 2.2への対応です。
HDCPとは、コンテンツが不正にコピーされるのを防止する著作権保護技術ですが、
衛星放送やインターネットを通じて配信されるコンテンツは HDCP 2.2に対応した機器でなければ見ることができません。
AVR-X1300W、AVR-X2300Wはいずれも 8入力/2出力すべてのHDMI端子がHDCP 2.2に対応しており、超高精度な4K Ultra HDのコンテンツを楽しむことができます。
※「DTS:X」は無償ファームウェアアップデートにより対応します。
アップデート実施時期につきましては決定次第で発表いたします。
■ 使いやすさをさらに追求
AVアンプでは使いやすさ、設置のしやすさ、調整のしやすさも重要なポイントです。
というのもAVR-X1300W、AVR-X2300Wでは、サラウンドの基本である5.1ch構成ではサブウーハーを入れて6本、7.1ch構成であれば、サブウーハーを入れて8つものスピーカーを接続することになります。
デノンのAVアンプは、そうした接続の煩雑さを解消し、
使い勝手を向上するために、ユーザビリティを重視した設計を行っています。
例えば、まずスピーカーの接続ですが、デノンのAVアンプは、すべてのスピーカー端子が接続しやすいように横一列に配置されています。
これは従来の二列のものに比べると非常に接続しやすくなっています。
しかもケーブルの差し込み口を真上にすることで、
AVアンプを設置するような狭い壁際でも、ケーブル接続作業がなるべくカンタンにできるように工夫しています。
また接続するスピーカーの端子がチャンネルごとに色分けされており、接続ミスを未然に防ぐことができます。
スピーカーの接続や設定、プレーヤーとの接続やネットワーク設定など、
普通ならマニュアルを見ながらやらなくてはいけないような作業が、
テレビ画面でわかりやすくガイダンス表示される「セットアップアシスタント機能」も搭載しています。
この機能はAVR-X1300W,AVR-X2300Wをテレビとつなぐことで起動でき、
テレビ画面にわかりやすいグラフィックと文章で、作業を順番にガイドしてくれます。
ですから、その指示に従って作業するだけで設定が完了します。
もしスピーカーの接続を間違えても、自動的に音を出すテストがあるので
すぐにどこが間違っているかわかります。
↑セットアップアシスタント機能
さらに設置する部屋の反射音などの音響特性やスピーカー設置位置にあわせて
最適な音場に調整してくれる自動音場補正技術「Audyssey/MultEQ XT」も搭載されました。
この機能もセットアップアシスタント機能で簡単に使えます。
音調補正用のマイクと組み立て式のスタンドも付属しています。
セットアップアシスタント機能を実際に使ってみた例はデノン公式ブログに掲載されています。
AVR-X1200W/AVR-X2200Wでドルビーアトモス体験! Part1セッティング編
またWi-Fi(無線LAN)対応も便利なポイント。
パソコン用のLANケーブルを、テレビやAVアンプを置くリビングまで引き回さなくても、ワイヤレスでネットワーク接続ができます。
さらにBluetooth機能も搭載していますので、iOSデバイスやAndroidデバイスなどとのワイヤレスで接続も行えます。
スマホやタブレットに入っている音楽も、手軽にAVR-X1300W、AVR-X2300Wで再生できます。
■ デノンならではの高音質
AVアンプというと、最新の機能に注目が集まりがちですが、
アンプはやはり、本来の性能である「音質」が最も重要です。
↑AVR- AVR-X2300W パワーアンプ部
またハイレゾ音源の再生にも対応しており、
DLNA 1.5準拠のネットワークオーディオプレーヤー機能により、
ネットワーク経由でストリーミング再生が可能です。
フロントパネルのUSB端子でもハイレゾ音源の再生が行えます。
USBメモリーにDSD、FLAC、ALAC、AIFF、WAVなどのファイルを入れて
フロントパネルの端子に差すだけで、お手軽にハイレゾ音源が再生できます。
フロントのUSB端子はiPod/iPhoneとデジタル接続ができ、
内蔵した音源を再生しながら、同時に充電も行えます。
他にインターネットラジオやAirPlay、さらにアプリなど、まだまだ便利な機能が盛りだくさんですが、
そのあたりはまた後日ご紹介したいと思います。
(Denon Official Blog 編集部I)